静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

銀河鉄道に乗ってみた。

 話を少し戻して、12月の頭の話。
 11月末に院ゼミの同窓会があり、その翌日に埼玉県内をウロチョロしておりました。丁度、とあるバス会社の車庫見学会があると言うわけで、東村山まで行く事に。・・・あれ?なんかつい最近東大和まで行って無かったっけか?と言うことは別にして。そのバス会社の名前が「銀河鉄道」って言うんですけどね。
 で、お目当ては

 このバスの有料試乗会板橋区内から何故か川越を回って東村山に行ったのですが、西武新宿線乗っている間に「まだ間に合うよ」との友人から連絡が入ったのでいそいそと出かけていった次第。

 いやぁ、なんかこの運転席にせよ、車内にせよ本当に懐かしいです。自分あたりはそれこそ富士急のこのタイプ(いわゆるワンロマって言うやつでしょうか。前・後ろドアで冷房付き)に頻繁に乗った記憶があるので、ただただ「懐かしい」としか言えないところで。
 このバス、車両に詳しい友人が言うには草軽交通からこの会社が買い、排ガス規制対応にした上で(じゃないと東京都内を走ることができない)貸切用として運行しているとのこと。本当に「好きなんだなぁ」ということを感じさせてくれます。確かに冷房は付いてないですし、座席も普段乗ってる高速バスに比べれば格段に狭いのですが、その昔の日本ではこんな感じの車があちこち走り回っていた、と言うことを思ったり。自分あたりでも相当「懐かしい」としか思えないのですし。

 あと、初めてバスの運転席に座ったのですが、座ってすぐに思ったのは「俺にはバスの運転出来ないわ」と言うところで。自家用車とは全く違うアイポイントですし、感覚も全く違う。更に運転席周りのスイッチが非常に多いわけですし、下手に触ったら壊してしまいそう。で、実際にドライバーさんは安全に運転するのは当然のこと、更に色んなお客さんの相手をしなくちゃならないですし、高速バスなら高速バス、在来線なら在来線で、それぞれ道路の条件が全く違うわけですから・・・本当に「凄い」としか言いようがないところです。

 しかし、この「銀河鉄道」と言うバス会社の凄いところは「バスが好き」と言う部分がスタートになっている、って言う所なのかなと思うところで。車両のチョイスもなかなか渋いところはあるのですが、それよりも地道に実績を作っていって、今では市内のコミュニティーバスを大手の西武バスと分けあって運行していると言うところ。
 やはり、「好きである」と言うことのモチベーションは凄いと言うように感じた所です。

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 その後、何故か飯能まで出かけて

 こんなバスの写真を撮っていたり。
 国際興業バスは板橋方面でよくお世話になっているのですが(その昔は川越市内でも ※ただし30年以上前)、飯能の風景の中を走ると言うのがまた新鮮なところ。機会を見つけて乗ってみたいものです、飯能営業所管内の路線を。