静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

今回の本を作った背景とかその想いとか。(2014版)

 毎回書いているような気がしないではありませんが、今号も書きます。
 去年から今年の動き、正直に書けば「目立った動き」と言うのは正直言えば無い(強いて言えば会場配布ペーパーで作成した「博多フジヤマExpress号」の話程度)です。ですが、その裏にある「制度」の話や「外部環境」と結びつけて考えると色んな面で納得が行く、と言うか、「さもありなん」と言った部分が多かったように思うのです。
 実際に自分も売り子で入っていて、どんな所を読まれるか気になっていて密かに観察していたのですが・・・流石にそこまでは分かりませんでしたが、「指名買い」をして頂いた方もいらっしゃれば、少し悩んでから決断する(買う・買わないは別にして)方もいらっしゃいましたので、どこかで気になっている部分はあるのかなぁ、というように思っていました。
 尤も、この本は「色気」は正直ありませんし(何を以って色気と言うかはお察し下さい)、非常に地味な本ですし、その上「静岡市内発着系統」と言うニッチもニッチ、誰得な本であると自負しています。ですが、その「色気なし・地味・ニッチ」であっても、出し続ける事にある種意味があるのかなぁと思う所で。昨年も書きました「タグ付け」作業を地道に「利用者目線」で続けること、それがこの本の意味になるのかと思います。
 後何回出せるのかは正直わかりません。もし、10年後にも出し続けていたとして、10年前の仮説の内容が笑ってしまうほどに間違っていたと言う事はあるのかもしれません・・・が、それでも構わないと思うのです。ネット上に散逸してしまいそうな記録を1冊の本にまとめ、然るべき所でアクセスすることができるようにしておく事がこの本の意味だと思っているのです。

 ハッキリ言えば創り手の自己満足です(苦笑)。市場を掴みきれていませんから。
 ですが、自己満足でも誰かが「役だった」とか「この時期にこんな事があったのか」と言うような「調査への入口」となれば・・・それでいいと思う所です。

 今回もお読みいただきましてありがとうございました。
 また次回もよろしくお願いいたします。