静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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「iPhoneを探す」の有効活用

 今回の「山陽奇行2014」は「博多フジヤマExpress」に乗る事が最大の目的だったワケなのですが、その裏で実は「iPhoneを探す」を有効活用しておりました。

 8月2日朝の広島駅。行程の都合上どうしても広島〜徳山間で新幹線に乗る必要があり、静岡ではお目にかかることが絶対に無い「さくら」号に乗る事にした。
 「さくら」号、と言えばN700系。車両にコンセントはあるわ、2-2列と言う東海道新幹線ではグリーン車で無いと楽しむ事の出来ないゆったりとした座席。

 ある意味静岡民には憧れの列車。こんな感じに年甲斐もなくはしゃいでいたワケなのですが、たかだか乗っても約30分(静岡起点で言えば熱海位か)。さて、普通電車で一路下関を目指すぞ!と言うワケで徳山で降りた所・・・あれ?iPhoneが無い。気になって鞄の中を探すものの無いことが判明。そんな間に列車のドアは閉まってしまい、iPhoneと泣き別れになってしまいました。

 どうする?何する?


 まずは改札口へ向かい、今乗車していた「さくら451号」乗車票を提示し(EX-ICでしたので)捜索を依頼。その捜索を待っている間は正直・・・気が気じゃなかったです。徳山駅みどりの窓口には冷房が入っていましたが、こっちはもうヒヤヒヤして堪りませんでした。見つからなかったらどうしよう、と言うことをやはり考えてしまいます。
 この旅行ではiPadが故障していたためMacBook Airを持っていたのですが、ふと思い出したのは「そう言えば"iPhoneを探す"の設定していたんだっけ!」と言うことでした。Android携帯(mikXperia)でiCloudに繋ごうとしたら・・・「この機種じゃ接続できないよ」と言う表示が出てしまいうぁぁぁ、と思ったのですが・・・「あ、今回はMacBook Air持ってるじゃないか!」と言うことで、テザリングしてMacBook Airから繋いでみたところ・・・

 新下関のあたりを移動してました(但しiPhoneのみ)。

 取り敢えず新幹線車内にあることは確認できたので、「紛失モード」にメッセージを入れ(かつ、docomo回線の電話番号も入力)したところで、車掌さんが確保した事を確認できました。その後、どのように受け取るのかを確認され、「博多駅の忘れ物取扱所に取りに行きます」と言うように伝えました。
 山陽新幹線区間内(新大阪〜博多間)で忘れ物があった場合、その列車が西鹿児島行であっても、確認できた忘れ物は博多で回収するとのこと。元々この日の旅程自体が博多まで行く事になってましたので、ええ。
 
 車掌さんに確保してもらったことを確認して、当初の旅程通りの列車に乗って早速確認してみると・・・

 一足先に九州上陸してました。と言うか、持ち主をさておいてN700系に長時間乗車できていーなー(違。その頃、持ち主は・・・

 この辺りに居たのですが、ええ。

***
 その後、色々と寄り道をしながら博多に辿り着いて回収に成功。iPhoneの画面には

 このように出ておりました。紛失モードであるとか、「音を鳴らす」とか、最終手段としては「中身を全部消去する」ってのもありますが、今回初めて「iPhoneを探す」を結果的に有効活用できました。

 遅くなってしまいましたが、捜索をしていただいたJR西日本徳山駅の駅員さん、8/2のさくら451号の車掌さん、東京指令所のご担当の方、そして、博多駅の忘れ物担当の方、本当にありがとうございました。今後はこのような事が無いように気をつける次第です。