色んな考え方

こんな意見が東京都のウェブページにあるのを発見．(id:kanryoさんの所から)

政府はマンガやアニメも含む児童ポルノの禁止に関した国際条約に署名をしました。それなのに、このコミックマーケットは、児童ポルノの宝庫になっています。日本が児童ポルノの発信国であると言われている理由がはっきりと理解できると思います。　マンガだからこそ青少年に与える影響力は計り知れないものがあるのは周知のとおりです。東京都が、いや日本が世界に誇る東京ビッグサイトでコミックマーケットを開催させるということは、「子どもポルノ」を容認する姿勢であると世界に知らしめていることになり、これは東京都や日本にとって大変遺憾なことではないかと思います。どんなものがどういう風に販売されているのかを知事ご自身が視察されてみることを強くお勧めいたします。

いや，正直言って個人的にはコミケが世間に与える影響って言うのはそんなに大きくないって思うんですが．いや，経済的な面で運輸機関や宿泊機関，飲食店と言った所に対する経済波及効果はありますし，現に千葉県警のおかげで幕張から追い出された後，千葉商工会議所が「お願いですから，幕張メッセに戻ってきて下さい」とコミケの実行委員会に頭を下げたって言う話もあるんですけど．そーゆー面ではキモヲタ相手とは言えども，経済活動に乗っかっているんじゃないかなと．特にこの不況の中じゃ．ただ，一番の問題なのは「情報を見たまま信じ，それを疑う事無く行動する」って言う人間が多くなっている訳なんじゃないのか？って思います．ちょっと考えれば「10歳の子供にリアルに（以下略）」なんて「犯罪だろ，そりゃ」ってなる訳ですからねぇ．逆に「子供達にとって有害なものを目に見えない所に押し込める」って言う方が余程問題．話では，有害図書問題を世間に提起した和歌山の「母親」って，息子は30歳だって言いますし・・・．親が親なら子も子なんだろうけ人権とか児童ポルノとかって言う話の前に，メディアリテラシーをしっかり身につける教育の方が先なんじゃないでしょうか．