静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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これが杉並クオリティ。


 【東京】沖縄の薫りで商店街を活性化させたい、と東京都杉並区の「和泉明店街(いずみめいてんがい)」(小尻道夫会長、74会員)は、沖縄商店街づくりの計画を進めている。守礼門を模したアーチや商店街事務所を首里城に似せるなど沖縄の薫りを随所に取り込む計画で、2005年2月のオープンを目指す。7月12日から15日にかけて、商店街の会員が来県し、石垣市沖縄本島などで空き店舗に出店する事業者を誘致する。
 43年前に近隣3商店街が合併し、最大125軒が連なった同商店街は、近年、周辺への大型店や量販店の進出に加え、顧客の高齢化、世代交代などで地域商店街は空き店舗が目立ち、苦戦を強いられている。
 そんな中、同区和泉在住で祖父母が那覇市出身の杉並区議、渡嘉敷奈緒美さん(41)が、商店街の中にある「大都(だいと)市場」が沖縄の公設市場に似ていることや、商店街全体に懐かしい昔の沖縄を感じたことから「沖縄タウン化」を提案。
 03年11月に商店主らが「沖縄タウン化計画プロジェクトチーム」(野口秀利プロジェクトマネジャー、9人)を発足。杉並区の協力を得て、計画を進めてきた。
 沖縄タウン化では(1)空き店舗に沖縄の飲食、物販の事業者を誘致する(2)既存店舗で業種に合った沖縄物産を販売する(3)各店舗にシーサーを置く(4)シャッターに沖縄の図柄を施し、閉店後も沖縄の雰囲気を演出する―などを計画している。
 小尻会長(68)は「大型店の進出でシャッター通りとなる中、沖縄タウンで起死回生を図り、東京都内の空き店舗解消のモデルケースになりたい。沖縄の事業者にも情熱を持って参画してもらい、ぜひ成功させたい」と意気込む。
東京・杉並区の和泉明店街が沖縄タウン化計画 商店街再生へ
えーっと、国土コピペ省さん経由。
いろんな意味で「地元の人が力を持っているなぁ」って言う印象を受けるわけで。自分たちの抱えている問題点を自分たちの力で解決して行こうって言うのはすげーいい傾向だと思う。まぁ、某課の課長さんの顔が思い浮かぶ所ではあるんだが(苦笑)、どんな感じで進んでいくのか結構興味があるって言えばある。
だけど、気になるのは「都内での成功モデルは、全国的な成功モデルとなりうるのか?」って言うところ。実際に後背地の人口そのものが違うし、来客可能性がある地域内に住む人口もまた違うわけで。杉並のこの商店街で成功したからって言っても、果たして静岡や他の地域の商店街で成功するって言う保証は一切無いし。いや、都内の商店街であったとしても立地条件が全く異なれば成功するとは限らないからねぇ。
けど、やっぱり「自分たちのまちをどうにかしたい」って言う想いは大事にして欲しいって思うし、その想いを育てていって欲しいって思うわけで。取りあえずは生暖かくヲチさせてもらいます。
ところで・・・、この商店街でもレジ袋減量の施策って実行するんだか。そして、例の「アニメの杜」構想とどうやってリンクさせて行くんだか、個人的には結構知りたい所だったりする。