静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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天神バスセンター視察

 と言うことで、思わず来てしまった「ソニック」に乗ってしまい博多まで向かう。博多駅交通センターの地下でラーメンを食ってから天神バスセンターへと向かったのだが・・・こりゃマジで凄い。

 天神のバスセンターは凄いと言う話を聞いていたのだが、実はまだ一度も行った事が無かった。で、今回は時間があったのでようやく見る事が出来たのだが・・・東京駅の八重洲南口より凄いんじゃないのか?って思ってしまった訳で。いや、正直に言えばこのビルの3Fにバスが入ってくるって言う事だけでも正直に言えば考えにくいものも有るだけに、「こんな所見た事が無い」って言うのが率直な感想である。実際、行き先も九州各地に渡っている訳ではなく、本州内方面の路線もここに発着している訳で。まさに「九州の交通の要衝」って言っても過言ではないと思うし、中距離路線ならば1,000円、少し長い路線になると2,000円で行けてしまうって言うのは本州の人間から見れば信じられない部分もあるのはまた事実。
 だが、気になるのは確かに安いしお客さんが居るのは分かるのだけど、何かそう「乗ってみたい」と思わせるような車両がないって言う点である。車両そのものもコストダウンしているって言うのは分かるのであるが、変な話外部の自分なんかからすれば「これだったらJRの特急に乗って行った方がよさそう」って思う部分もある。
 しかしながら、運賃の安さと頻繁な運転と言うのを売りにしているわけだし、その方向は間違いは無いと思う。その反面としてJRの鉄道線が「乗る楽しさ」って言うのを売りにしている、それも間違いは無い部分なのではないだろうか。そんななかで競争が展開されているって言うのは有る面健全な構造なのかもしれないって思う訳で。
 今回の福岡行で、逆の意味で「何でJR九州の車両があんなに豪華なのか」って言うのが分かったような気がしないでもない。でも、やっぱり一度は天神から高速バスに乗ってどっか行ってみたいって思う俺が居たりします。