静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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静岡駅2346→東京駅0545 922便 ドリーム静岡・浜松2号(JRバス関東)


車両 :D674-99504号車(JRバス関東 東京支店)
乗務員:全区間 JRバス関東 東京支店
 東京近郊の某所で8:45集合と言う用事があった。いつもだったら少し無理をして「しみずライナー2号」で向かう所だが、どうしてもその時間には間に合わない。今までであれば、翌朝の新幹線で向かうか・・・と言う所ではあるが、今は「ドリーム静岡・浜松号」と言う、夜行バスとしては最短距離を走る便がある。
 ・・・と、ここまでは前回と一緒である。だが、この日は違った。「日本で一番短い高速夜行バス」に新しく参入してきたJRバス関東担当便にたまたま当たったのである。早割14で安く乗車券を確保した段階ではそんな事は全く分からない。本当に偶然以外のなにものでもないのは確かな話だ。

 静岡駅に定期便でJRバス関東ダブルデッカー車が入るのは当然ながらこの日の朝の「ドリーム静岡・浜松1号」ではあるが、静岡駅からお客さんを乗せるのは言うまでもなく初めてである。どの車両が来るのか・・・と思って待っていると、来たのはD674-99504車。流石に「新車」をいきなり持ってくる訳は無いな、と諦めるしかなかったのが実際の所。
 とは言え、車内はすでにほぼ席が埋まっている状況であり、指定された座席である4A席に漸くたどりつけたのが実際の所。
 まぁ、乗ってしまえばあとはどうせ外も見る事は出来ないわけであるから、とっとと寝てしまう。

 足柄SA到着は1:06分。ここで30分の時間調整を兼ねた休憩を取るのはJR東海バス担当便と同じ。毎回のように足柄の水を汲みに行き、バスに戻る。

 この車両の面白い所は正面にあるべき「行先表示機」が付いてない所。まぁ、夜だから間違いはなかろうかと思うが、この頃にJRバス関東がドリーム号に導入した車両にはコストダウンを図ってか、正面の行先表示機は付いていない。現在ではバリアフリー法の関係で設置を義務づけられていると言う話も聞く。
 その代わりに、正面のダッシュボードには手作りの行先表示が付けられていた。恐らく、支店の方どなたかが作られたのではないだろうか。

 話を聞くと、JRバス関東担当便は、この後海老名SAで時間調整をした上で東京駅まで向かうと言う。会社が変われば同じ「ドリーム静岡・浜松号」であっても扱いが違うと言うのは面白い。
 そして、気が付けばいつものように霞ヶ関の手前で目が覚め、まだ眠っている東京の町並みを走り抜け、東京駅にたどり着く。5:30を少し回った頃、定刻より15分ほど早く到着。
 そしてまた今日も、いつものように練習会場に向かうために東京駅を後にした。そう、春日部まで向かうのにわざわざ浅草から「スペーシアけごん」に乗ったのはここだけの話・・・にゃならないな。
 あと、しばらくは月2回程は乗りそうである。