静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

静鉄必死だな?

 今朝の静岡新聞を見て、マジでびっくりしました。


 グループ企業がスーパー「しずてつストア」を展開する静岡鉄道が、静岡市内の地場スーパー「ウオチョー」(静岡市)の買収交渉を進めていることが10日分かった。関係者によると、買収契約は4月中にも締結する見通し。県内スーパーの再編が進む中、買収で店舗網を拡大し、消費者の取り込みを図る狙いとみられる。
 買収後、ウオチョーは静岡鉄道の100%子会社となる見通し。店舗は従来通り営業を続ける方針。
 ウオチョーは1899年に創業し、1961年に法人化した。静岡市内で5店舗を展開する。
 静岡鉄道の子会社「静鉄ストア」は県中部でスーパー22店舗を展開している。帝国データバンク静岡支店によると、2005年度の県内スーパー売上高順位で5位。
 県中部では昨年10月、民事再生会社の東海マート(静岡市)がマックスバリュ東海事業譲渡し、11月にはライフストアー(焼津市)が破たんするなどスーパー業界の淘汰が進んでいる。
静岡鉄道、ウオチョー買収へ スーパー店舗網拡大
 完全にローカル過ぎる話題だとは思いますが、我が家の行きつけのスーパーが、実はこのウオチョーだったりします。しかし、創業100年とは全く知りませんでしたウオチョー。
 両方とも地場のスーパーって言えば地場のスーパーなんですが、我が家的には「しずてつストア=モノはいいけど高い」、「ウオチョー=気楽に買い物できる」って言うような印象が実際の所あったりします。以前閉店したいやまとは違い、結構しっかりとした経営をやっているのに何で?って思う部分は正直言ってあるんですよね。確かに規模の経済って言う事を考えれば、同じ地場のスーパーであったとしても店舗数が多ければそれ相応にモノを多く仕入れる事が出来る訳ですから、効率はいいかと思います。そうなってくると静岡市内に5店舗しか無いって言う方はやっぱり厳しいんでしょうね。
 それでも、結構色んな顧客サービスはやっているんですよ。お得意様カードを作っていてこまめにDMや割引券なんかを送ってきている訳ですし、そう言う部分で言うと「お客さんの顔が店舗単位で見える」商売をしているんじゃないのかな?って思うところなんですよね。ですが、コストダウンはかなり進めているようで、会社帰りに買い物をする時間帯なんかは完全にレジは大学生のアルバイトの人が入っている状況ですし。結局色んな事をやって来たけど「これ以上やったら完全にダウンしてしまう」と言う状況になっていたのかもしれないですね。
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 しかし、ここに来て静鉄グループの広がりが非常に大きくなってきているような気がします。
 スーパーを「しずてつストア」って言う名前にしたのはそう昔じゃなくって本当につい最近だったような感じがするんですよね。それに少し遅れる形でLuLuCaって言うかセンターICポイントカードの導入をしている訳ですし(LuLuca持っているのにポイントカードとして使った事無いやw)。確かにグループとしては色々事業をやっていたのかもしれませんが、それを「しずてつ」と言うブランドを付けて売り出す、って言うのは本当に最近ですね。
 さて、これから先どこまで行くのかお手並み拝見とさせて頂きたい所です。
 そう言えば、「商店街でのICカード導入」って言う話もありましたが、一体どうなっているんでしょうか?PASMO/Suica静岡市内(って言っても清水区の一部)で使えるようになる、って言う事で戦略の変更を考えてるのでしょうか?
 それよりも何よりも、「新規高速バス路線」の発表マダーチンチン(AAry