静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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北へ。の切符。

 北海道のとあるバス会社の中の人から仲間内の忘年会のお誘いが来る。
 まだ10月、されど10月。いや、航空券とかは2ヶ月前から売出開始な訳で早速手配をする所ではあるんだが、今年は素直に飛行機往復で行くことにする。いや、去年が余りにもネタに走りすぎたって言う反動もあるんだよ?
 とは言え、紅い子使用のツアーで札幌2泊3日、宿泊はホテルニューオータニ札幌と言う「なかなかの所」のが30,000円(エコノミークラス)と言うものを友人から教えて貰ったのでそのツアーに乗る事にする。往復4,000円追加すればクラスJに上級変更出来るので結局そっちに。そう言えば最近は全くエコノミークラスに乗ってない自分が居るんですが。まぁ、追加1,000円ですからな。
 しかし、東京から札幌往復が30,000円でホテル2泊付(それも朝食まで)って言う値段は正直どうか?と思う所がある。まぁ、消費者側からしてみれば安いのはいい話ではあるんだが、これで適正な利潤って確保できてるの?って思ったり。自分が旅行屋さん(実態はバス会社の営業でしたがw)の頃のツアーコミッションは20%だったんですが、今じゃそれこそ10%も行ってないのかなぁ・・・なんて思ったりする事もある訳で。実際には航空会社の方の事情もあるんだろうけど、果たして適正利潤って言うものが出ているのかな、なんて余計な心配をしてみたりする訳で。
 それこそ旅行会社あたりじゃ経費の主な部分が人件費になる訳だし、今のネットから申込が可能になっているって言う状況はその人件費を大幅に削る事が出来る訳で。まぁ、その削る事が出来るって言うのはいいかもしれないけど、問題はその人件費が安くなる事によって本当に「競争力」が付くのかな?って言う所のような気がする。
 人件費を下げ、商品の価格を下げる事によって売上って言うか純利益の確保をする事は出来ると思うのだが、余りにもその人件費が下がる→家計に入る金額が少なくなるって言う事で、回るものも回らなくなるんじゃね?なんて思う所もあるような気がしないでもない。
 かと言って人件費を高いままにしてしまえば商品単価が高くなってしまうわけで、お客さんは付かなくなる。さて、一体どうすりゃいいもんなのか。個人的には役員報酬って言う部分がどうなっているのかが気になる所なんだけどね。