静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

真っ赤なバスがやってきた。

ここから先はバス好きな皆さん向けの記事なので、興味のある方だけどうぞ。
 いつも参加しているJRバス関東主催のバスツアー。今回は飛行機に乗って九州へ向かい、島原鉄道を堪能してから東京に戻ると言う行程だったのですが、流石に諸事情あって今回は参加する事が出来ませんでした。ですが、前回のツアーの時に「JR九州バスで東京まで入るよ」と言う話を聞きつけ、これは参加しないまでも写真撮りに行かねば、って言う事でノコノコと車を出して行ってきました。はじめは単独で行く予定だったのですが、都内の友人が「日曜暇〜」と言うので、「清水駅前1200集合な」といきなり前日の夜に誘い、付き合わせてしまった訳でw。



■Act.1 由比PAにて迎撃せよ。

 まずは由比PAに入って腹ごしらえ。

 桜エビのかき揚げ丼(゚д゚)ウマ-。この後、展望台に上がって何本か準備運動って言う事でバスを撮影。

 東海道昼特急大阪4号。そう言えば今年の春は東海道昼特急には乗らない見込み(´・ω・`)。

 福井東京線昼特急。これは上り便ですが、下り便の乗車記はバスいこブログさんの所にありますので、こちらの方もご参照下さい。んで、乗車中の人から「日本平通過した」って言うメールが来たので臨戦態勢になっておりました。そして、さったトンネルを抜けて紅いボディーのJR九州バスが目の前にやって来ました。

 静岡県内でこのバスを見る事ができるとは!と言う感じで正直DAI☆KOU☆FUNだったんですが、良く写真を見てみると・・・側面に軽自動車が被っておりましたorz。まぁ、鉄道と違って高速道路ですからこればっかりはどうにもならない所で。気を取り直して、今度は富士山をバックに1枚。

 どう見ても静岡県内です。本当にありがとうございました。とここでまったりしている場合じゃない。早速バスに追いつくべく愛車を東に向けます。

■Act.2 安全運転でカーチェイス(東名富士→足柄SA)

 当然ですが、こっちも安全運転で走行していくわけで、春の駿河湾をながめつつ「Happy my life」とか「Go my way」とか色々と電波系の曲を聴きながら「これって国道動画したいよね?」なんて言うバカな事を話ながら向かう訳で。んで、富士川を渡ると目の前に紅いバスを発見。さぁ、追撃しますよ?

 富士インター出口で撮影可能な距離に接近。話では東名富士以東にJR九州バスは入ったことがないとの事なので、その瞬間をまさに目撃。ナンバーを確認すると「宮崎 あ 230 85-52」と言う事で、後で調べてみると宮崎支店の車輌。社番は748-05552と言う事。そして、距離も迫りまず追い越しをかける。

 圧倒的な存在感を見せつける真紅のボディ。山陽道昼特急のDD車もその存在感は圧倒的だが、普段は青と白のJRバスが多く走るこの界隈でこの色は本当に印象的。そして、追い越しをかけて、今度は前面から狙ってみる。

 写真は一部修正をしてあるものの、真っ正面からの走行シーンはやっぱり絵になりますな、マジで。その後、再び追い越されてから何枚か撮影。

 沼津ICを通過し、一路東へと向かう。車内の様子は流石に運転中では見る事が出来ないが、一体どんな様子だったのか正直気になるところだったり。

 そして、ついに出てきた「横浜町田」までの時間表示。乗車したのは博多からだと言うが、バスそのものは宮崎からやって来ている訳で。誰が一体この車輌で東京まで運行すると思っただろうか。

 第二東名との合流ポイントを通過し、

 箱根の外輪山を眺めながら御殿場高原を走る。この付近、自分がバスに乗っているときは確実に寝ている区間ではあるが(笑)、こうやって眺めながら走るのはまさに新感覚だったりする。

 東名の最高標高地点=御殿場ICを通過し、足柄サービスエリアに滑り込む。

東海道昼特急大阪4号のD674-04503号車との並びを後ろからであるものの撮影成功。

■Act.3 ひとときの休息、そして最後の区間。(足柄SA→大井松田IC)

 添乗員さんに挨拶の後、多少差し入れをさせて頂いた後で、撮影に紛れ込ませて頂く(笑)。

 何と言うtrue tears(またそれかよwwww。その後、乗客の中の人とだべりながら撮影をし、バスは出発。さて、ここから先一体どれだけの方に目撃されたのか気になる所ですが、まぁ、今回は流石に静岡県内での撮影がメインなので。

 バスの出発を見届けて、再び自家用車で追撃。

 そして、神奈川県内に突入。自分たちもそのままバスの脇を併走し、大井松田インターで東名から離脱。その後、新松田駅で友人を降ろしてから清水まで国道246号と国道1号を走って戻る。


 追走して感じたのは「やっぱり運転半端無く上手い」って言う所。
 富士インター直前の上り勾配でも100km/hを見事なまでにキープしていたし、走りも非常になめらか。久々に自分もプロの運転を間近に見る事が出来、写真を撮るのも楽しかったが、それ以上にいい勉強になったと思うところだったりする。


 今回のツアーを企画して頂いたJRバス関東東京営業支店の皆様と、博多から長距離運転をされていたJR九州バス博多支店のドライバー様、そして、何よりもこんなバカな休日に付き合ってくれた同じオケの仲間であるKさんにはBlog上ではありますが、御礼申し上げます。