静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

問題の解決方法(4-まとめ)

 と言う訳で最後の問題解決をしたいと思います。


5 「公共性」と「個人」、どのように折り合いを付けていくのか?
12/2付けエントリより引用。
 この問題を考える時に、このBlogって一体何をやってるのかな?って言う事を再度考える必要があると思い、取りあえず中身を書き出してみました。

 1 静岡市内発着路線を中心とした高速バスに関する情報の、速報性が求められる事項の情報提供。
 2 管理人の目で見た「地域」の情報提供
 3 地域社会や地域経済に関する各種情報や状況に対する考察の提示
 4 管理人の身辺雑記の記載
 大体こんな事をやっております。確かに項目1に関しては各社の公式発表に従った部分の情報提供(各社でバラバラになっている情報をとりまとめ、取りあえずこのBlogや「静岡の高速バス倉庫」を見て頂ければ一通りの情報が分かる、と言うような、運営者はあくまで個人であるものの、その性格的には「報道」に近いものがありますし、項目2に関しては、確かにフォローできる範囲は狭いものの、それでも「○○の工事が終わった」とか「今はこんな状況だよ」と言うように「報道」に近い事をやっております。3や4に関しては「報道」ではなく・・・まぁ、思った事をネットの海に垂れ流しにしているのが実際の部分ではあるんですが(笑)。
 皆様がこのblogを検索で探して頂くときのキーワード、確かに高速バスに関する情報を求めていらっしゃる方が正直多いですし、画像なんかも「実際にはどんな車両なんだ」って言う事を探されているのが多くなっています。そう言う面ではネットと言う情報の海の中にある「高速バス」に関する情報の集積所であり、倉庫番と言うネット上での人格が運営しているものであったとしても、その情報は「公共性」が確実に存在します。
 正直、ここらへんの議論と言うのはまさに「現在進行形」で進んでいるものであり、「こうである」と言う定説が存在しているとはとてもではないですが思えません。ですが、これだけは確実に言えるのが


「誰かを支えた分、誰かに支えられている」
 ※2012/6/27 歌詞引用が行われていたため修正しました。


・・・いやいや、これが真実だと思うんですよね。自分はたまたま「高速バスが好きであり、かつ、「地域社会」や「地域経済」に興味のある人間」であり、その関心分野に関する情報をBlogやWebで提供している訳で。でも、自分も何か分からない事があればwebで色々と調べてみて先達の意見や考え方を知る事が出来る。結局そんなものがグルグルと回っていく中で気が付けば自分の所に戻ってきている、本当にそんなもんだと思うのです。そう言う意味では仮に私的なものであったとしても、webに上げた時に「公共性を帯びる」そんなもんだと思うのです。
 ですが、あくまでおいらはこのBlogをお金を貰ってやっている訳じゃありません。一応はとある機関の職員として昼間は仕事をしてお金を貰っています(実際には「お金」以外の色んな「考え方」や「経験」と言ったものも色んな会社の社長さんからお話を伺っていたりしますが)。その仕事の対価として貰ったお金で切符を買ってあちこち出かけてみたりとか、余暇でBlogを書いたりwebページを作ったりしております。また、伺ったお話と自分自身の知見を元にして色々と書いていたりする訳なんですが、あくまでそれは「個人の趣味」の範囲であって業としている訳ではない以上、「報道」と言えるものではありません。つまり、とどのつまりは「いくら頑張っても【趣味】の範囲である」訳で。(まぁ、実際には「研究」を今後行うための基礎的な調査っぽいものや、先行研究の調査的な側面もありますが、今の自分自身が特定の研究機関や学会に所属して、業績を上げる事を求められている訳でもありませんし、勤務先から業務命令で研究しろと言われている訳でもありませんので、「研究」と言っても自分の知的好奇心を満たす程度のもの、でしかない訳ですが)
 あくまでも、個人の趣味の範囲ではありますが、


・社会人として、他人の迷惑にならないように撮影を行う。
・画像を公開するときは、個人が特定できないような最大限の配慮を行う。
・削除依頼があったときには、速やかにこれに応じる。
 これを大前提とした運営を今後も行って行く、と言う結論になってくるのではないかと思います。