プロって一体何なんだろう？

【初音ミク(とく)】ARiA【オリジナル曲PV】■ニコニコ動画
　正直言って凄い動画です。いや、元々とくPの曲ってSPiCaの頃から追いかけているのですが。
　いや、そう言う事を言いたいのではなく、この動画を見ていて凄く感じたのは「プロって一体何なんだろう？」って言う事なんです。これだけのクオリティならば「お金を取っても構わないレベル」の作品だと思う所ではあるんですが・・・、こんな凄いものがニコ動で見る事ができるって言うのが正直半端無いんですわ。何でこんだけの事を「無償で」やってしまうのか？って事を考えてしまうのがここ最近のおいらの悪い癖で。と言うかそれって職業病ｗ。
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　確かに「自分の中でどうやってモノを売るのか」と言うビジネスプランは持ってないとならないって思うんです。自分の場合であれば、今受けている研修を、自分の持っている貢献領域と結合して「どうやって売っていこうか」って言う事を考えなくてはならないですし、研修があと2ヶ月で終わる事を考えればそろそろ身の振り方も・・・って思う所なんです。
　実際、冗談で言われるのは「(倉庫番)が持っているサイト、あれって商売の種にできなくね？」って言う所なんですよね。正直自分としては「趣味」以外の何ものでも無いのですが＜あのサイト、それでも見る人が見れば「商売になる」みたいなんです。確かにやりようによっては自分でも「こりゃ商売に出来るかもしれない（けど儲からないよねｗ）」って思うのオチなんですが。まぁ、そう言う評価を頂けるのは微妙に嬉しかったりする訳なんですが。
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　で、そんな中で見た↑に挙げた動画。正直色々と考えさせられました。
　良く言われるのが「プロ＝それでお金を稼ぐ事により生活の糧にしている人」って言うものなんですが、どうも実際には「プロ」ってそんな意味ではないような気がしないでも無いんです。「自分の伝えたいものを、他の人に明確に伝える事が出来る人」って言うのが「プロ」の定義なのではないかと。
　何故ならば、何かを創るとき（それは別に芸術作品だけではなく、おいらが研修でやっている企業に対する戦略であるとか、趣味でやっているwebページの作成であるとかでも全くおｋ）には自分の心の中に「こうしたい」って言う強い想いがあるのではないかと思うとこ・・・いや、自分の中では結構そんな部分があったりするのですが、それはあくまでも自分の中での「想い」であって決してロジックで成り立っているものではありません。その「想いを一般化された表現方法」（音楽であるとか映像であるとか、アクションプランやら何やら色々）に落とし込む事によって「他の人に伝えたいコンテンツ」を創る事が出来るのではないかと。
　当然、自分なんかは写真であるとか文章とかでの表現（強いて言えばwebページ作成ってのもありか）が一応はできるのでそれで伝えているのですが、やっぱり音楽とか映像での表現は出来ません。ですが、出来る事であれば音楽とか映像とかでも伝えたい部分は正直あるんです。何で出来ないのかと言えば、それら「自分が持ってない表現手法」に関するスキルがない、ただそれだけの話で。
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　一重にそこだと思うのです。「自分の想いを的確に伝えられるか否か」、プロかそれ以外かの違いってもんは。
　更に言えば、「もっと高みを目指すか否か」って言う部分も付け加わってくるのかもしれません。そう言う意味ではやはり「高みを目指す志」を持つ事によって「プロ」としてのランクが上がってくるものだと想いますし、表現方法も洗練されてくるはず。
　確かに「多くの人の目に止まるか否か」って言う話や「多くの人の嗜好にあうかどうか」って言う話もありますが、そこはそこで「色んな手法（考え方）」を持っていればその場その場に応じた表現方法の違いを持つ事も出来る訳で、それはやっぱり「プロ」としてのテクニックなのかもしれません。
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　「プロ」を目指す、って言う事は決してたやすい事ではないと想いますが、それで「食べてるか食べてないか」ではなく、「自分の想いを伝えきれるだけの手法を持っているか持ってないか」の違いなのではないのかなぁ、と思う所です。