静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

集まれる「場」とか「繋がり」とか。

 週末はお休みを貰っていた倉庫番です。この週末、とある大学の先生(って言っても高校の同期ですが)と静岡市内で飲んでいたのですが、お互いに「どんな事やってるの?」って言うような話で盛り上がっていました。
 最初は駅の近所にある居酒屋で飲んでいたのですが、話をする間に「そう言えば同期がお店やってるんだよね」って言う話になり、2件目行ってみようか・・・と言う事でそのお店に行きました。マスターが同期なので「何かまた珍しい取り合わせで来たか」って言う具合でかれこれ3時間ほど飲みながら話。
 地方都市の場合、「学閥」と言うと大学ではなく高校と言う事になってしまいますし、今回も言うなれば「地方都市の学閥」っていう事に結果的になってしまいましたが、それでもやっぱり「あの頃を知っている人間」同士が集まってお互いの情報交換をしながら時間を過ごす、楽しいことです。
 こんな「繋がることが出来る場」と言うのは地域の社会においてかなり重要なものであると私は思います。それこそ「異業種交流」と言うことが世間では色々と言われていますが、その「異業種交流」と言うのは基本的に「今まで接点の無かった会社どうしの交流によって、新しい何かを創出する」って言うのがあるとは思います。ですが、そこにあるのは言い方としては非常に悪いですが「何か一山当ててやろう」というものを感じる部分なんですよね。そのことを否定はしませんし、むしろ積極的にやって欲しいと思うのですが、むしろそれ以上に「何かを興すためのネットワーク」を作ることが重要なのかなと思うのです。
 何か課題が出てきたとき、いや、何かしなくちゃいけないけど何をすればいいのか分からない、と言う問題そのものが分からないときの解決のヒントがそのネットワークから生み出されてきます。それは直接的な答えではなく「ヒント」であっても全く構いません。少なくとも自分が立っているポジションとは違った視点で見る事が出来るということ−すなわち「気付き」を与える場としての役割が大きいです。
 決して大げさにやる事は何も無いと思いますし、気張ってやるよりむしろ気楽に。お互いに変な利害関係を持つことなく、単純に「あいつと飲んだり話したりすると、結構楽しいんだよね!」って言うような関係をどうやって築くか、そこが大事です。


 そんな「気楽に色んな事を話せる仲間」、皆さんのお近くにはいらっしゃいますか?