静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

仕事の話と言うよりも。

どちらかと言えば「ものの考え方」的な話です。
自分はバス好きです(見りゃ分かるってw)。この「バス」と言う乗り物を見るときには色んな観点が当然ながらあります。ある人は「いやぁ、この車両のこのエンジン音がたまんないんだよね」と言うかもしれませんし、ある人は「こんな系統作ってもお客さん乗らないんじゃね?」的な事を言う人も居るかと思います。またある人は「東京から地方を見た場合、1:nの関係だ」なんて言う人も居るかと思います。
では、それらの「ものの見方」の中で、どれが「正解」なのでしょうか。




答えは簡単、「どれも正解」です。




何いい加減な事を言っているんだwwwwとか言う方も居るかもしれないですが、案外そんなもんなんです。ここ最近"MECE"なんて言う言葉を使いますが(意味:ダブリなく・漏れなく)〜個人的にはあんまり好きじゃない言葉なんですが〜、「ある物事の事実」を導くためには色んな視点から物事を捉える事が必要です。それこそ、「何で静岡市内発着の高速バスがここ数年の短期間で急激に増加したのか?」って言う事の答えを出すためには、単純に「お客さんが増えたから」って言うものを答えにするのではなく、「お客さんが増えた理由」と言うものを色んな部分で〜内部環境・外部環境両方で〜考えることが必要です。
その色んな面から捉えていった場合、問題の「真因」を見つける事が恐らく出来るのかとは思いますし、その「真因」を解決する事を何らかの形で提案する事も必要でしょう。ですが、その「真因」を導くために棄却された事実も結構あったりするので、そう簡単に「真因」と言うものを言うことができない、そういう部分にも気を付ける必要があるかと思います。
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人間である以上、「理詰め」で動くときもあれば、「感情」で動くときもあります。「感情」は「センス」と言う言葉で言い表す事もできるかもしれません。
ですが「感情」で動こうとするときには「ちょっと待て。この部分をLogicで考えたらどうなるのか?」と言うことをどっかで考えていくことが必要でしょうし、「理詰め」で動こうとする時には「でも、このプランって実際に動かすのは現場の人なんだよね・・・。ちょっとその視点で見てみようか」って言う事を考える事も必要でしょう。
常に自分の中で真っ正面からぶつかる(と思われる)2つの視点にから物事を見るような姿勢を取ること、そのような姿勢を取るような心のゆとりを持つこと、それが大事なのかな、と思います。