静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

「職人から技術者へ」

ご無沙汰してしまっておりました。倉庫番です。
以前書いた話の続きはどうなっとんねん、と言う方もいらっしゃるとは思いますが、色々と続きを書いているのですが・・・やっぱりこのビジネスブログの方は「下手な事を書けない」と言うのもございまして、なかなか表Blogのように気楽に書けない所もあったりします。気を長くして待って頂ければ忘れた頃にアップされるかもしれません(えー。
***
さて、お陰様で無事に経済産業大臣の登録も得まして、手許に登録証がやって参りました。

これで対外的に正式に「中小企業診断士」として名乗る事ができるようになりました。7月に申請をしてから約1ヶ月半。長かったです。後は官報に載るだけなんですが(苦笑)。で、流石に私の本職は某支援機関の職員なのでおおっぴらに活動は出来無いのですが、

何かあった時用に個人名刺を作ってしまいました。リアルな本名だとかリアルな住所が入ってるのでそこらへんは隠してありますが・・・まぁ、個人的に名刺交換をするときはこれになるのだろうね、って言うところで。
***
と近況報告的な事を書いていましたが、今日は勤務先で後輩が面白い事を話していました。私の所属しているセクションは中小企業の皆様に融資をするセクションになっているのですが、その関係で良く色んな会社にお邪魔をしています(私は7月の異動で別の事をやっていますので、ここ1ヶ月半の間はご無沙汰してますが)。そんな中で会社に行っていた後輩が言った言葉に「やっぱり【職人から技術者】ですよね」って言うのがありました。
さて、一体何の事やら?と言う事になり、気になって聴いてみました。「その【職人から技術者】へって一体何よ?」って言う感じで。そうしたら逆に「どう思います?」って聞かれたり。多少考えながらも・・・「それって、暗黙知形式知にすることじゃね?」って言った所、「いや、そうじゃないんですよ」と。
曰く、「【職人】は【自分の好きな仕事だけをする人】であり、【技術者】は【お客様目線に立って仕事をする人】の事を言うんですよ」と。何か、話ではミズノのバットづくりの名人がそんな事を言ったとか(その後輩は野球部の出身)。ははぁん、なるほど、って言った感じになってしまいましたよ。確かに【自分の好きな事】を仕事にできる人は居るかもしれないけど、【自分の好きなことだけ】を仕事にはできやしない。どうしても自分のイヤな事が仕事の上ではせざるを得ないって言う事もある訳で、そう思うとそんな定義もまんざら間違ってないねぇ、なんて思う所です。
***
 自分の好きな事をして「ユーザーに満足して貰え、自分たちも満足する」って言う事で言えば、セガの「Project DIVA」と言うゲームの開発スタッフがすぐ頭に浮かぶのですが(って、このBlogでそのネタ出すか)、ある面、彼らは【職人】でもあり【技術者】であるって思うんですよね。【自分の好きな仕事】を本当に楽しんでやって、かつ、お客様に楽しんで貰っている、って言う事で言えば(後者のソースは俺ですが)。そんなような仕事をするためには、じゃぁ、何を考えていかないとならないのか、って言うのを常日頃から頭の中に入れておく必要はあるのかなと思います。