静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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呆れて言葉にならない。


 JR東日本グループのジェイアールバス関東(本社・東京)の男性運転手が高速バスを運転中、携帯電話でメールを見ていたことが分かった。運転中の携帯電話使用は道交法で禁止されている。同社は社内規定にも違反しているとして、24日付で運転手を懲戒処分にしたという。
 同社によると、運転手は5日夕、新宿(東京)発会津若松(福島)行き高速バスを運転。東北道を走行中、私有の携帯電話に着信したメールを少なくとも4〜5回チェックした。
 運転席の真後ろに座っていた女性によると運転手は約1時間、携帯電話の画面を見たりボタンを操作しており「怖くて声も出なかった」という。同社は「とんでもない話で申し訳ない。再発防止を社員に徹底したい」としている。
高速バス運転中携帯電話で閲覧 運転手を処分毎日新聞(8/28確認)
 とんでも無い話です。と言うか、職業ドライバーでも何でもない自分あたりでも「高速道路を走っている途中にメールのチェック」なんか・・・怖くてとてもできませんよ。ましてや後ろにお客さんを乗せて走っている訳なので、正直信じられないと言うか何と言うか。
 少し昔話。前職の頃の後輩が東京支店でハンドルを握っているのですが、丁度東海道昼特急号での飲酒運転があった頃にたまたま新宿駅で会いました(当時は別の支店でしたが)。その彼に「何か怖いんだけどね」なんて事を話したら、「いや、あんな奴なんかと一緒にしないで下さいよ。真面目にやっている人間にしてみれば信じられないです」ときっぱり。その後、他のドライバーさんと知り合う機会がありましたが、皆さん本当に「運転」と言う仕事に真摯に向き合っています。そんなドライバーさんを知っているだけに、正直ショックと言えばショックな訳なんですが。
 色々と労働環境は厳しいかとは思いますが、JRバスだけじゃなく、他のバス会社の皆さんも「そんなバカな事を運転中には絶対しない」と言う事を信じて乗るしか無いんですよね、利用者としては。
 そして、同じ道路を運転する普通車のドライバーとしても「事故が無いように」して行きたいところです。