静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

ふと思った、どうでもいいこと。

 裏Blogの方に書こうと思ったけれども、全然MECEじゃないので、スケッチレベルで書いてみます。
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 今の高速バスの運賃は、「トク割」「早売7」「通常料金」、あと「ネット割」だとか「回数割引」だとかがある。


「トク割」:便限定、座席数限定。30%割引。前日までに購入。
「早売7」:全便設定、座席数限定。20%割引。7日前までに購入。
 通常料金:基本の運賃。当日購入だとこの運賃。
 ネット割:インターネット上での決済で5%割引。他割引との重複適用可能。
 回数割引:利用回数に応じて割引。事前の会員登録が必要。
 確かに分かりにくいと言えば分かりにくい。競合路線の有無だとか、競合交通手段の有無とかでこれら割引施策が適用される。他にも福祉的観点からの割引があるけど、そこらへんは省略。
 ふと思ったのは「出発直前購入の割引」があってもいいんじゃないかと。空席で運行するんだったら座席を埋めて運行した方が少なくとも高速代位は出るだろうし、乗車直前に買うと言う事で座席が不使用になる可能性も低くなる。事前購入割引が「窓口の手間を省くための割引」(含むネット割)と言う事で、その割引原資は人件費になってくる。実際には1件当たりの端末操作に係る人件費を算出しなくちゃいけないだろうけど、そこらへんは何とか算出は可能。
 回数割引の原資って一体何かな?って事を考えると・・・う〜ん、販売促進費かなと。ある乗車回数に応じて割引を提供する事は顧客がリピーターとして定着することであり、本来なら他路線・他交通機関から誘客するための費用が発生しなくなるって言うところになるのかと。
 Suicaや定期券と言うのは事前に運賃を収受する事であり、短期に一定額が入金される事によって一定期間の運用が可能になって果実が発生する。その果実が割引の原資として考えた方がいいのではないかと。
 そう考えると「直前割引」の原資って一体何か?人件費は使うわ、販売促進費は使うわ・・・う〜ん、基本的に「生産性の向上」って考えた方がいいのかなと。空席を埋めると言う行為は機械設備で言うところの稼働してない時間を使うわけだし、そう考えるのがいいのかもしれない。仮に全便満席であれば「直前割引」は発生しないし、空席で走らせるよりもいい、と言うレベルになるところかと。
 ただ、そうなると通常運賃の定義が非常にあやふやになる。各割引運賃のベースになる運賃になってくると言うか何と言うか、ここらへんとの整合性を取るのが難しいかもしれんねぇ・・・。