静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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11/20 デジタルサウンドシンポジウム@浜松にて発表を行います。

 と言う訳で今日は真面目なお知らせ。
 来たる11月20日にアクトシティ浜松で行われる「デジタルサウンドシンポジウム@浜松」でポスター発表の機会を頂くことになりました。タイトルは・・・

浜松市における地域産業の現状 〜産業集積と地域経済環境〜」

 高速バス分もボカロ分も全くないどころか、「その内容って一体どこが【デジタルサウンドシンポジウム】と関係あるんだよw」って言うツッコミを各所から頂きそうな内容です。

 現在の地方都市が抱える問題として「地域産業の疲弊」が挙げられるが、浜松市においてもこの状況は同様である。
 同市では音楽産業だけではなく、機械産業や光産業といったものが市内に数多く展開しており、外部からは「産業集積」を形成していると認識されている。
 しかしながら、リーマンショック以降の世界的な景気低迷は当市にも多大な影響を与えており、中心市街地においては遠鉄百貨店新館が最近オープンしたものの、旧松菱跡については未だ再開発の目処が立たないものである他、旧西武百貨店跡に建設された「ザザシティ」についても運営会社が経営破綻しているのが実際のところである。
 本発表は浜松市が今後目指す「音楽の創造都市」の基盤となる地域産業の現状を歴史的観点から見た「産業集積」と「地域経済環境」と言う2つの視点から確認する事により、同市における「創造都市」の議論を深めるための参考に資することをその目的とするものである。

 要は「浜松には音楽産業、それもミクさんのベースであるVocaloidの技術を生み出したYAHAMAさんがあったりするけど、その他にもSUZUKIさんとか色々あるよね。でも、何でそんな色んな産業が浜松に誕生したの?」って言うことや、「浜松だけじゃなくって色んな地方都市の中心市街地はここ最近元気が無いって言うけど、何でそんなに元気が無いの?」って言うことを解読して、その上で「浜松市が目指す「音楽の創造都市」って言う議論の参考になれば嬉しいよね」って言うような内容です。
 
 「これからの音楽産業はどうなるのか?これからの音楽文化はどうなるのか?」って言う事のに関して様々な議論が行われますので、興味の有る方は11/19のボーマスの翌日は是非浜松までお越しください。そのついでに私の発表も見て頂ければ中の人的にも嬉しかったりします。

【参考】東京からの高速バス

便名 東京駅 新宿西口 渋谷マークシティ 浜松駅
特急201便 7:40 11:53
渋谷・新宿ライナー浜松101号 - 7:20 7:45 11:32
渋谷・新宿ライナー浜松1号 - 8:40 9:05 12:52