静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

多重文化のハーモニー。

 昨日の野暮用は三ヶ日まで行って来ました。静岡から行くと浜松から遠鉄バスに揺られていくのか、東海道線新所原まで出てから天浜線に揺られて行くののどちらかになるのですが(東名高速線で東名三ヶ日下車と言う選択肢もあるのですが、それは除外と言うことで)、今回は天浜線で素直に行って来ました。

 三ヶ日は高速バスクラスタから見れば「東海道昼特急号やドリーム号の乗務員交代をするJRバス関東三ヶ日支店がある」(の割に浜松ナンバーの西日本JRバスの社用車もあるのを目撃した事もある)のですが、一般的には三ヶ日みかんの方が有名で。確かに三ヶ日みかんは美味しいですよね。

 同じ浜松市でも、浜松駅前の雰囲気とは全く違うのんびりとした空気。駅は昭和11年の二俣線開業時からそのままのものが使われており、登録文化財に指定されています。天浜線は、この間の天竜舟下りの事故で色々とありましたが、その多くの駅は文化財に指定されており「古き良き昭和の雰囲気」に浸ることもできます。

 確かに「浜松」って言うと、輸送機器や楽器、電子機器って言うもののまちとして有名ですし、浜松市も「創造都市」として音楽の分野で世界に売りだして行こうとしています。元々三ヶ日は浜松市とは全く違う行政区画ですし、昨日おじゃました先の人も「いやぁ、このへんはローカルですから」と言ってる位のところです。ですが、その「ローカル」って言うのは本当にいい意味だと思うのですよね。近所の人がお互いに顔見知りで、何かあった時に相談に乗ってくれたりとかするわけで、確かに入り込むのは難しいのかもしれませんが、入り込めば凄くいい雰囲気なのかと思います。「地域のコミュニティ」が生きているって言うのではないのかなと思います。

 色々と「デジタルサウンドシンポジウム」のインタビューでは偉そうな事を言っていますが、この他にも天竜の方があったりとかします。決して華やかな「観光地」ではないのですが、その背景には「自然に育まれた文化」が存在し、それらの文化の上に「創造都市」と言うものを創り上げていくのかな?と思うのです。

 自然があり、人が居る。そんな色んな「物語」がハーモニーを奏でて、一つの作品となっている・・・いや、厳しく言えば「これから創り上げていこうとしている」と言うのが、静岡(市)クラスタ、それも仕事で浜松方面の方と色々とやり取りさせてもらっている自分から見た場合の「浜松」と言う都市に対する印象なのかもしれません。

 ・・・まぁ、今日のネタが無かったもんで、昨日考えた事を書きなぐってみただけの話ですがねw