静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

キッカケは何でもいい(1)

 こちらのエントリからの続きです。

 折角乗ったe-LineR浜松号を京都深草で降り、近鉄電車で京都まで。その後何故か山科まで湖西線で行ってから新快速(西)に乗り換えて石山まで向かう。

 新快速で225系とは。9月や10月に大阪に行った時に何回は乗ってますが、新快速で乗るのはほぼ初めてではないのかと思うところで。ただ、乗ってみて気づいたのは案外背ずりの高さって低くない?って言うところ。313系と比較してみて、って言う所もあるのですが。ですが、やっぱり新快速(海)と違って新快速(西)のグルーヴ感は最高です。複々線区間をぶっ飛ばすと言うのはなかなか静岡近郊(東京や名古屋的な意味で)で感じることはできないわけで。そのまま彦根まで行ってしまいたくなる衝動に駆られますが。

 そんな乗り鉄根性を何とか押さえて石山駅で下車。と言うのも一度見てみたかった電車がこの1/9で運行を終了すると言う事もあったので。

 結局はうんたん電車かよw、と言うオチなのですが、実物を見るまでは「本当にこんなド派手な電車走っているのかよ?」って思っていたりとか、「もし走っているのだったら、こりゃ大津鉄道部クオリティ(褒め言葉)だな」って言う事を思っていたのですが・・・実物を見て相当動揺したのか、まともなフレーミングが出来ませんでしたorz。
 その後、大津鉄道部に敬意を表して石山寺まで行ってからうんたん電車に乗車。

 いやぁ・・・、言葉が無いです。基本的に「映画の宣伝をするラッピング電車」であるのですが、何故にここまでやるのか?と言う事を思わず考えこんでしまったのは言うまでもありません。京阪と関係がある・・・って言って思い当たる所はあるのですが、それだったら大津線でやらずに京阪線でやってもいいのではないか?と思う所があるんですよね。
 ですが、京阪とは言えども大津線京阪線では全くその方針と言うか路線の性格は違うわけですし、「他の所で出来ないような施策を積極的にやる」って言うのが昔からの大津線の持ち味(京阪そのものがある意味非常にトンガッた鉄道会社だと思いますが)なので、そこを活かしたらこんなものが出てきたよ、って言う所なのかもしれません。
 確かに大津線には色んな見所がありますし、本当だったら丸一日カメラを持って沿線をブラブラして楽しめる路線ではありますが、やはり定期外旅客が少ないのは否めないところかと。そんなところで「一人でも多くのお客さんに大津線に乗ってもらって、大津をブラブラして欲しい」って言うのがあるのではないのか?と思うところなんです。

 この電車も泣く泣く膳所で降りて別の目的地へ行くことに。

 多分、この写真が一番まともに撮れたのか?と思います(それでもトリミングかましてますが)