静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

気になることがチラホラと。

 今回の「高速バスネット」からの予約に関する決済期限の変更、その目的に関しては出ていないのですが、おそらくは「空予約の防止」と言うのがあるのではないかと思います。予約だけはするものの実際には乗車をしない、と言うのが「空予約」になるのですが、その空予約が無視できない規模になってきたのか?と思う所です。
 実際に乗車しようとして予約画面を開けてみたら「満席」となっているのにも関わらず「実際には空席を残して走っていた」って言うのは「乗ろうと思った人」から見れば「何でやねん(怒」になるでしょうし、運行会社から見れば「売れる筈の座席が売れなかった」と言う事になるので、双方にとってマイナスの部分しかありません。
 そんな中で「予約後3日以内に決済をする」と言う事で「本当に乗る・乗らない」が明確になると言うのは双方にとってプラスになるのではないかと思うところです。

 ですが、気になる事もあります。
障がい者割引」への対応です(コメントでも頂きました)。実際に高速バスネットの予約画面を出してみると・・・

 このような形になっており、下の方に「大人」「小人」「学割」の男女別人数を入力する事ができるようになっています。ですが、ここに「障がい者割引」の人数入力欄が無いと言うのは一体どう予約すればいいのか?と言う事になってしまうのではないでしょうか。「福祉割引」と言うことでしずてつの場合の割引制度の概略はここに出ています。また、「高速バスネット」のQ&Aを見ると・・・

Q. インターネット予約で身体障害者割引などの予約ができますか
A. 身体障害者手帳療育手帳、被救護者旅客運賃割引証をお持ちのお客さまにつきましては、窓口又は車内にてきっぷをお求め下さい。 (お求めの際、手帳をご呈示ください。)
よくあるご質問高速バスネット(2/12確認)

 とあり、「窓口または車内にて切符を購入」としてあります。
 実際には障害者手帳の確認(等級によって割引率に差があります)が必要であることは分かるのですが、この「車内での購入」と言う事に道を閉ざしてしまうのでは?と思う所が正直言ってあるのです。それこそ、予約段階で「障がい者割引」の項目を作成した上で、当日乗車時に手帳確認と言うような対応策をするのも制度改正を行う場合には必要ではないかなぁ・・・と思う部分はあります。
 実際難しい部分ではあると思うのですが、いくらコンビニ発券が可能になったとは言え、多少考慮されてもいいのではと思います。はい。