静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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「静岡の高速バス倉庫・2013夏〜2014初夏」を発表



2014年7月18日、MIKU地域社会研究室は本日、同人誌「静岡の高速バス倉庫・2013夏〜2014初夏」の発行を発表しました。この同人誌は、静岡県静岡市内発着の各高速乗合バス各系統の2013年夏から2014年初夏までの動きをまとめた同人誌で、この1年間の静岡市内発着の高速乗合バスの動きを一冊の本で概観することを目的としています。なお、昨年夏に発刊した「静岡の高速バス倉庫・2012夏〜2013初夏」の続編的な性格を持つものであります。

静岡市内からは「東名ハイウェイバス」が昭和44年から運行していましたが、都市間直行系統に関しては平成13年の「東海道昼特急大阪号」が東京駅発着ではあるもののいわば「都市間直行系統」としての運行を開始しました。その後、「京阪神ドリーム静岡号」「ドリーム静岡・浜松号」「しみずライナー号」「渋谷・新宿ライナー静岡号」「駿府ライナー号」「横浜ライナー号」「京都大阪ライナー号」「京阪神昼特急静岡号」、「静岡甲府線」、そして「静岡・富士五湖号」と開業し、全部で10系統まで成長しました(ただし、一部空港輸送系統に関しては計上してありません)。さらに、「富士山・静岡〜金沢線」が昨年開業し、本年8月2日(土)には福岡県の事業者である西日本鉄道と、山梨県事業者である富士急山梨バスの共同運行による「福岡・小倉〜静岡・富士山線」という新規路線が運行を開始することになっており、静岡市内は経由地ではあるものの、ついに九州まで静岡市内から乗換なしで向かうことができるようになります。

「これら各路線に関しては、私どものウェブページでポータルサイト的な情報提供をして参りましたが、ネット上だけで記録をまとめるだけではなく、実際に【書籍】という媒体で歴史を固定することによって、将来になって過去を振り返ることができると思います。同人誌という媒体ではあるものの、国会図書館にも納本を行い、将来的な施策立案に資することができれば幸いです」と、MIKU地域社会研究室長、倉庫番は述べています。

【価格と頒布について】
この同人誌「静岡の高速バス倉庫・2013夏〜2014初夏」は、2014年8月15日から17日の3日間、東京都江東区有明東京国際展示場(通称:東京ビッグサイト)で開催されます「コミックマーケット86」(主催:コミックマーケット準備会)の1日目に出展するサークル「乗りバス系Blog協同組合」(場所:西地区“さ”ブロック23-a)にて100部頒布されます。「静岡の高速バス倉庫・2013夏〜2014初夏」は頒価500円となっております。

【MIKU地域社会研究室について】
MIKU地域社会研究室は、中小企業診断士である代表の倉庫番が2010年7月に設立した個人組織です。専門領域は

・中小企業(主に商業分野)の経営戦略策定及び経営改善計画策定に係る支援
・地域産業におけるコンテンツ産業振興支援策策定に係る研究及び支援
・産業集積の形成における歴史的背景に係る研究
・都市間中量交通機関の営業支援策に係る研究及び支援

となっております。名称の由来は "Management, Innovation, Knowledge in Unison. ”、すなわち、「マネージメントとイノベーションを、共に」と言う代表の基本方針によるものであり、これらの専門領域を通して地域社会に貢献することを目的としています。