静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

◆音楽って何よ?◆
東海大学付属第一高校の元吹奏楽部の顧問がセクハラで告訴されたらしい。
・・・え?今は翔洋高校だって?いや、漏れみたいな10年前の現役高校生、それも吹奏楽に居た人間には東海一高って言った方が話が良く通るわけで。・・・しかし、教師の権限つーか、それを濫用してのセクハラはマジでシャレになってないって。恐らく、顧問が気に入らない香具師がコクーソしたんだろうね。
しかし、言い訳が「フランスで確立された指導法」って言うのには正直笑わざるを得ない、と言うか、そこまでして触りたいかこのアフォって言いたい(藁。いや、触りたいのは男の本性なんだけど、(・∀・)カコワルイ!。
実際の所、漏れはその高校のやり方って言うのはそんなに好きじゃない、って言うか、音楽とは遠い世界にあるんじゃないのかな?って思っている。確かにコンクールで優勝して学校の名前を上げる事はできると思うし、そのおかげで予算が回ってくるって言うのもある。「高い成績を収めればそれなりの評価が戻ってくる」、間違いはないと思う。
けど、音楽ってそこまで「競う」ものなのかなぁ?
自らの「表現したいもの」を実現するの一つのものであって、その価値には絶対的なものはないって思うんだけどね。自分も吹奏楽を中学・高校の6年間やってきたけど、「コンクール」には一切出たことが無かった。と言うか、興味が無かったって言うのが実際の所。確かに一つの曲を仕上げるために何度も何度も運指がうまくいかない所を必死になって練習した。最後の定期演奏会の時にはチャイコフスキーの序曲「1812年」のSolo Clarinetをやった事がある。つーか、その時にはコンサートマスターだったわ、実際には。
お客さんに満足して貰いたい、いや、それよりも自分たちの納得する演奏をしたい、その想いがあの頃の「俺ら必死だな」って言う状況に繋がったんじゃないのかな?って思う。そこに存在する競争相手はあくまでも自分自身。決して優劣って言うものは無かった。
考えてみれば、結構幸せな吹奏楽部時代を送っていたもんだなぁ、と実感。