プール金問題＆補助金関係色々．

前にも書いたような感じがするが，ま，いっか．

確かに「税金を使って何すんねん」って言うツッコミは分かるし，むしろ自分も税金払っているんだから「もっと真面目に県政を運営しろ」って言いたくもなるんだけど，この問題って何か根本に大きなものを抱えているような気がするのはおいらだけなのかなぁ．

いや，実際においらの勤め先は県の外郭団体(でも俺は県職員じゃないので念のため)なんだが，そこでやっている事業って言うのは往々にして県補助金でやっている事業が主体だったりする．で，当然補助金なので「事務費は総額の7%で抑える事」とか，「人件費は○%まで」とか言う色んな面での縛りがある．正直な話，こんなのって本当はおかしいんじゃないのか？って思うわけで．いや，確かに色んな決まりで決まっている以上は正統性の確保のためにはマジ必要．

だけど，現実的に見れば「予算を使い切らないと，来年度の予算枠が減ってしまう」とか言う問題もあって，年度末には経理をキレさせる「無駄遣い大会」(例:1枚3000円の請求書が10枚来るとか言う状況)が展開される訳で．で，必要なものを買うんだったら，「んまぁ，(100歩譲って)仕方ないなぁ」とか思う訳なんだが，いきなり「マウス」だの「CD-Rドライブ」など，「本当にさ，それ使うの？CD-Rドライブだったら他の課が持ってるからそれ借りればいいじゃん」って言うような無駄遣い．まさか，会社でn(ry．

そんな所で金を使うんだったら，事業本来の所に金を使ったりとかする必要もあるって思うし，むしろ事務費を抑えた方が評価が上がるって言うシステムにならないのか？って思う訳で．んまぁ，その部分をどうやって評価するのか？って言うのはぶっちゃけ難しい所であるとは思うんだが・・・．
それこそ，使用目的が限定されているくせに出所が部・省単位で同じような補助金なんかは，包括して「目的達成のためならば自分たちで施策を考え，それを実行するための包括的な補助金」(当然後の監査は厳しくてもいいって思うのだが)なんて言うのに出来ないのか？って思うんだけどねぇ．それすりゃマジで資金繰りも楽になるし，
確かに上の省庁や県の方々は色々と政策を考えていたりする訳だし，自分らはその政策を効率的に実行する役目を持っている．だけど，上の方が「プール金」なんて言う事をやられていちゃ，マジで俺らは萎える訳でさ．本当に使いたかったり，必要なものだったら正面切って堂々と「金クレ」って言えばいいはずなんじゃないのか？って思うんだけどなぁ．当然アカウンタビリティーの確保はあるけどな．
ぶっちゃけ，無駄遣いするだけの金があるんだったら，施策実施機関に事業費クレってのが本当の所．