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政策づくりの基本と実践

政策づくりの基本と実践(ASIN:4588625128)って言う本がデタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!って言う事で,生協で購入したら定価3,150円(税込み).で,今日校内であったシンポジウムで購入したら2,800円.(´・ω・`)ショボーン.んまぁ,国民の義務として消費税を納入しました.
この本,実は漏れの通っている院の先生方が集まって執筆した本なんですが(いや,買ったからって言って単位が貰えるって言うわけじゃないんですけど),「政策科学」ってもんをどうやって他人に説明したらいいのか,って言うか,「政策科学って何よ?」って事が分かりやすく書いている本な訳で.
んまぁ,平易な言葉で言えば,それこそ「人を幸せにするために,行政がやらなくちゃならないこと」を研究するって言うのが「政策学」って思うんですわ.ただねぇ,この解釈だと「政策=公共機関」って言う事になってしまうのが少し問題のような気がしないでもない.「政策」って言う言葉を使ってしまうが故に「公共機関」って言うのが連想されてしまうのであって,ある一定の目的を達成するために行うべき施策,って言うように言うのであれば,その施策実施主体はどのセクターでもマジいいんですわ.そういう意味では,もう少し広く知られていてもいい学問(いや,「学問」ってひとくくりにしてしまうんじゃなくって,知識や実践の集大成って言うようのがしっくり来ると思うんだが)じゃないかと思うわけで.
確かに,漏れみたいな出納やってる人間には「屁にもなりやしない」(By上司)所があるのは残念ながら事実なんですが(苦笑),ある一定の問題に潜む問題をどうやって解決するかって事や,その問題相互の連関を解明する事によって根源的な問題を解決するって言う事とかもあるわけで.そーゆー意味では知っておいて損はない「考え方」って言うように思います.
あと,この本の使い道は学生的には「今年1年でやった事の復習」に使うってのがいいのかもしれませんな.事実,舩橋先生の書いた所なんて今でも読むと目から鱗だし,もう少し理論的な部分も深めたいなぁ・・・って思うのが実際のところではあるんですが,いかんせん時間が無いってのと,やっぱり距離に負けてしまった・・・って言うのがちょっと残念かも.