静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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中国からの研修生

 ウチの会社に3月末までの予定で中国からの研修生が来ていて、何故か出納担当のおいらが総務って言う事で研修生の担当をしている.正直,色々とあるのだが,「折角だから研修生を囲んで若手で飲み会やろう」と言う話になり,飲んで帰ってきた.いや,ここまでだったらカテゴリーは別に[会社]でいいと思うんだけど,敢えて[雑件]って言う事で考えてみた.
 年齢的にもおいらとほぼ同年代(研修生は本国に奥さんを残して単身赴任?らしいが),一緒に飲んだ同僚もほぼおいらと同年代って言う事でアホな話からクソ真面目な話までそれこそ何でもアリ,って言う,まぁ,おいららしい飲み会と言えば飲み会な訳で.いやぁ,それこそ「犬を食べる」って言う話で経験者のおいらと(昔は添乗員やってました<三番蔵)研修生がタッグを組んで「ええ,信じられない〜」って言う人に立ち向かっていったりとか,えちぃなビデオやラブホテルの話題で何故か盛り上がったりもしていましたw.でも,話をすれば話をする程に「本当に研修生なの?」って言う感じになっていき,しまいには上司の悪口を一緒になって話したりとか・・・,何かありふれた飲み会のような気も.
 まぁ,研修生も日本語がかなり上手に話せるって言う事もあったんだが,「国籍も何も関係なく,バカ話ができる」って言うのは,実はとんでもない事なんじゃないかと.
 「靖国神社に参詣に行くな,このヴォケが」って中国が言えば,掲示板じゃ「おまえらに指図されたくねぇわ,ボケ」って言い返す構造は良くある話なんだが,正直に言えば「どっちもどっちじゃ,このヴォケ」っていってパーンってやりたくなる事実もある訳で.
 個人レベルで話をすればマジ面白いし,お互いにお互いの事興味持っている訳だから,それこそさらけ出して話をするって言うのが相互理解にとって最大の武器なんじゃないのかなって思う.まぁ,個人個人考え方も色々あるだろうから一概に言えないとは思うのだが,やっぱり目の前に相手を置いて,酒でも飲みながら話をするって言うのは最大の友好的な手段だと思う.確かに中国って言う国自体には色々と気にくわない事もあるし,中国って言う国そのものに対しては「ふざけるなヴォケめ」って言いたくなる事もあるけど,やっぱり一対一になればそんな事なんか正直どうでもいい話なんだよな.相手の立場を理解して,自分たちの言いたい事を言う.そして,そこからお互いに新しい考え方を産み出していくって言うのはやっぱり必要だと思う訳で.いや,自分が海外に添乗に行った事ある国が中国しかないって言う事もあるんだろうけど.
 研修生が言った言葉の中で凄く気になったのがあった.
「確かに過去の歴史はあるけど,過去の歴史に囚われたら何もできないと思う.日本とか中国とか韓国とか言う国のレベルだけじゃなくって,ヨーロッパやアメリカに負けないようにするためにはどうしなくちゃならないか,って事を考えなくっちゃならないって思うけど,どう?」
 ・・・おいらが「地域」ってもんのあり方をどう考えるかって言う事に囚われている間に,時代は先に進んでいるんだなぁ,と.いや,やっぱりそこまで見据えて「地域」ってもんを考えなくっちゃならないんじゃないのか?って事を痛切に感じた訳で.ぐはぁ,またまた考えなくっちゃならない事が増えたよぉ,ママン。・゜・(ノД`)・゜・。