静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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熱海市泉

で,今回の会場であった「湯河原厚生年金会館」って言うのは名前こそ湯河原ではあるものの,所在地は静岡県熱海市泉と言う非常に微妙な所にあった訳で.カーナビを見てみると国道135号線から山を抜けるルートが存在していたのでそっちを走ってみる.いや,前々から気になっていた「熱海市泉」と言う謎の場所を見たかった訳で.
・・・確かに熱海の市街地から見た場合,確実に連続性は無かったりする訳で.ただ,熱海は結構山の上まで開発がされており,その部分に関しては別にいい.学校があるのもまぁ,分かる.けど,電話に関して言えば04**-**と言うどう考えてもJRもといNTT東日本の管内だし,バスも伊豆東海バス(=元箱根登山鉄道熱海営業所)ではなく,箱根登山バス(要するに神奈川県内の方)になっている.生活圏で言えば完全に熱海じゃなくって湯河原のそれになっている訳で.何で熱海市に属しているのかって言うのは正直謎.
 予測できるのは,山を持っていたのが誰か?って言う事があるんじゃないのかと思う.いや,現代的な話じゃなくって江戸時代の話ではあるんだが.結局,伊豆国の管轄下にあったが故に伊豆県→静岡県と言う変遷を経て現在の熱海市になっているんじゃないかと思うのだが.ただ,少なくとも現在の実態には合ってないと思うし,何らかの形で見直しが必要なんじゃないのか?って思う訳で.それ故,熱海市伊東市との合併を望まずに湯河原・真鶴と言う県境を越えた合併を望んでいるのではないかと思うわけで(まぁ,結局現在も検討中って言う事らしいが).
 それ故,送迎のバスも沼津ナンバーだったし,温泉の成分・効能の記載に関しても静岡県熱海保健所長名義(源泉そのものは湯河原町内から引っ張っている)な訳で.ねじれと言うのはやっぱり解決しなくちゃならないのかなぁ,と.