静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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「さよならはきっと素敵なことの始まり」

 期せずして、最後の一日を看取る事になった。
 夕陽に溶け込んでいた349M、返却回送の3961M、そして、最後の368M。決して大きなイベントにはならなかったと思うが、やっぱり自分自身にとっては「最後の一日」だったように思える。「日常」が「思い出」に変わる前の最後の一日だったと。
 さよなら、そしてお疲れ様。
 だけど、この「さよなら」って言う言葉の先には「新しいスタート」が待っていると思う。
 静岡で言えば、変な話ではあるが「東京の遅れをそんなに持ち込まなくなる」ようになって、それはそれでいい事かもしれない。静岡までグリーン車は来なくなっても、沼津まで行けば今までと同じように〜昼間は来なくなるが〜グリーン車組み込みの編成を見る事ができるし、定期券でもグリーン車に乗れるようになると言う、それはそれで素敵なニュース。小田原まで行けば、湘南新宿ラインに「特別快速」が誕生、そして数は少ないながらもE231系がいよいよ東海道本線にもデビュー。これも素敵なニュース。
 明日からの新しい事に想いを馳せる事にしよう。そして、またいつの日か「静岡行」が復活してくれる事を心の何処かで期待して。