静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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家族政策と産業政策の関連

まぁ、初めは「関連有るにしても・・・少ねぇだろうな」って思っていたのが実際の所であるわけだったんだが。いざ実際に討議してみると「結構これって関連性あるんじゃないのか?」って言う事に今更ながら気付く・・・。遅いよ。
おいらの場合、産業政策って言っても特に「中小企業政策」に関する所がメインになってくるんだが、「働きやすい環境をどう作るのか?」って言う部分で言えば、確かに家族政策的な部分とは結構関連が存在する。そりゃまぁ、大企業に比べてみると福利厚生なんかの部分ではどう逆立ちしても及ばない所であるのが実際の所だし、やっぱり大企業と中小企業、まぁ、ウチの会社なんかもそんな所はあるんだけど、やっぱり全然違うわけで。
で、児童手当の話だ。変な話、個人事業者って言うか被用者と非被用者の所得制限の額が違っていたりする。まぁ、この部分は些細な話のような気もしないではないが、果たしてこんな状況で「一生懸命仕事やるぞ」って言うモチベーション、いや、子供を作ろうかな?って言うものになるのかな?って思う。基本法には「多様性を持ち、日本の産業の原点」って言っているにもかかわらず、いかんせんその職場をとりまく環境って言うのはどうしても不十分になってしまう所も多かったりする・・・。これで、本当に「やってやろう」って言う人が来るのかなぁ?なんてマジで考えてしまうよ、ええ、マジで。問題は、如何にして「働こう」とする人の意志を挫けさせないような社会を創るのか?って言う部分になるんじゃないのかなぁって思う。確かに難しい。年金問題とか他にも解決すべき問題は鬼のようにある訳で。それらに対して直接問題を解決すべき術は無いかもしれない。
けど、少なくとも出来るのはそれぞれの分野で「今を本気で何とかしたい!」って言う意志のある人と一緒に悩んで、考えてみる事だと思う。そして、確かに使いやすいとは言えないツールを何とか活用して、少しでも「幸せな世の中」を創る事が出来れば、って言う事じゃないだろうか。その中で、産業政策は一体何をする事ができるのか、それを真摯に追求する事なんじゃないのかな?と思う。