静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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第9話

早速検収
毎回毎回同じ事なんだが、「今の自分に、そこまで自身持って言える事あるのか?」って言う事を正直通観してしまうわけで。すでに萌えアニメと言う領域を脱しております。燃えかつ、余りにも深い内容に「今週のお前は一体どれだけ頑張ったのか?」って言うような反省をさせられてしまっておりますが orz。
今回の一押しのシーンは、フェイトが洋上で体をズタボロにしながらジュエルシードを回収しようとしている所へ、なのはが命令違反承知で助けに向かうって言う所のやりとりでしたね。ええ、命令違反承知でって所。マジで格好いいって思いますよ。まぁ、船の中の人となのは自身の目的が違うって言う事は確実にあるんでしょうけど、やっぱり最後は「自分の想い」って言うのが先に立つものなのかなぁと思うわけで。本当に暖かいです。そして、熱いです。ジュエルシード集めは何か上手く帳尻合わせをしてしまったような気もしないのではないですが・・・、真っ正直に真っ直ぐに、その想いは大事にしないとって思いますな。ええ。
で、ちょっとあちこち見ていて思った事。


改めてなのはのキャラクターやストーリーは、小さな友だち向けじゃなくて大きなお友だち向けだったんだなーと思った。
今まではこの物語設計だったらゴールデンで流して小さいお友だちでも楽しめる作品なんじゃないかと思ってたけど、今回の時空管理官が出て来ちゃやっぱ、小さいお友だちはポカーンとしちゃって楽しめないかな、喜ぶのは大きなお友だちだけ、キャラ造形についても結局の所、オタクの嗜好に媚びて小学生という属性を持たせただけ、等身大じゃなくそれによって生じる小学生だからという制限については観客の都合のいいように歪められている。
アニメたれ感日記(id:maspro)さん 11/24分
見ていて「確かにいい事言っているんだけど、見ていて違和感感じるんだよなぁ」って思っている所を見事に言い切っているような気もする訳で。
小学校3年生でそこまで考える?普通?って言う所や、「しばらく学校に行かないよ」って言う事を平気で認める親がマジで居るのか?って言う所は、そりゃぁ当たり前のように突っ込むべき所ではあるんだが、個人的にはその突っ込むべき所を踏まえた上で「こりゃいい作品だ」って言うように思うんだけど。少なくとも確実に「子供が見るべき番組じゃないな」って言うのは思う訳で。
確かに大きなお友達向けに物語が出来ていたりするのはあるんだけど、あくまでそれは掴みのレヴェルであって、その表層だけしか見えないような人を排除するって言うように感じてしまうのはおいらだけなのかな?色んな部分で一生懸命やっているけどなかなか上手く行かない〜まぁ、上手く行かないのは当たり前だけど〜。けど、どんな時だって「自分に自信を持って、前向いて行こうよ」って言うようなポジティブな物語って言う所に無茶苦茶魅力を感じている。
でも、それが変なあざとさがないって言うのもまぁ、魅力って言えば魅力なんだけどね。