静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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立場が違えば・・・

 で、ビジネスプレゼンテーションを何件か聴いてきたんですが、そんな中で新しい問題提起として受け取れた事に、リサイクル業者から見た場合の「ゴミ」の扱い。こいつが本当に「ゴミ」なのか、それとも「資源」なのかって言う事なんです。ちょっと概念をまとめてみますと・・・

  • ゴミは、発生者がリサイクル業者に金を払って処理をしてもらう。 資金の流れ:発生者→業者
  • 資源は、発生者がリサイクル業者に買い取ってもらう。 資金の流れ:発生者←業者

 確かにこの部分って一体どうよ?って思うワケなんですよね。現実的に言えば、今のゴミ処理のスキームだとゴミの発生者が処理業者に金を払っているワケなんですが、そのゴミから新しい価値が創造できるので有れば、それはゴミじゃなくて資源になりうる。そうなると、今までの考え方から脱却しないとならないし、それはそれで「材料はゴミなので仕入れに係るコストはかからないよ」っ言っても、そのビジネスが成り立ってしまえば「ゴミ」じゃなくって「材料」ってなってしまうわけで。そうなると、ゴミ処理を依頼する方も、ゴミが価値を生み出すと分かれば「金寄こせや」って言う事になってしまい、ビジネスモデルが成り立たなくなる。
 そこで行政の出番ですよ・・・って言う事になるかもしれないが、果たして行政がそこらへんの私的な取引まで介入してしまっていいのか?って言う問題もあるワケで。難しい話ですね( ´ー`)フゥー。