静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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菅直人が客員教授ですか、そうですか。

 続・航海日誌さん4/11の日記経由。今更[学校]って言うヘッダも何なんですが。


 民主党菅直人前代表は11日夜、東京都新宿区の法政大市ケ谷キャンパスで、同大大学院の客員教授として「国民主権論」をテーマに初めて教壇に立ち、半年間の連続講義をスタートした。
 この日は約50人が聴講。当初緊張気味だった菅氏は「日本は憲法上、国民主権の国と規定されているが、実態はとてもそう言えない。官僚主権国家だ」と、得意の官僚批判に話が及ぶと次第にいつもの熱弁に。「あえて国会外で講義するのは、国民的運動、論争を巻き起こす発信の場にしたいからだ」と抱負を語った。
 今後、厚相当時に官僚と対決した経験や憲法論議を中心に週1回のペースで講義する。
 菅氏の事務所では、一般の希望者に講義内容を文書化してメール配信する「Eメール講座」も開設。菅氏のホームページで4月末まで配信申し込みを受け付ける。
菅教授が初講義■静岡新聞(共同通信配信) 4/11
 社会科学研究科政治学専攻・・・って今は言わないんですよね、政治学専攻の講義らしいです。半年って言う事は恐らく4単位割当なんでしょうか。現役院生の方のタレコミ希望(苦笑)、と言うか誰か潜り込んでくれれば幸いかと(違。
 まぁ、講義の内容はどんなんになるかは分からないので何とも言えないんですが、個人的には政策科学専攻の先生方がどんな顔をしているのか見てみたいものです。政策科学研究科(当時)の方では、03年度に田中秀征氏の講義が年間7回ほどあり、おいらも単位ゲットのために登録していました。何か先生方の間では色々と意見のやりとりがあったみたいです。
 んまぁ、色々と政治の裏の話が聞けて野次馬的に面白かった、って言うのもあるんですが、その中で今でも良く覚えているのが「健全な批判勢力が必要である」って言う事でした。まぁ、全てにおいて「指導者の仰せの通りです」なんて言うような世の中では、少なくとも間違った方向に行ってしまうような部分もあるワケで、適切なブレーキを持つような存在が必要である、って言った論旨だったと思います。まぁ、その方向に関してはそうだと思いますし、そんな意見を封じ込めるような世の中にしちゃなんねぇ、って言うのは確かに同感です。
 ただねぇ・・・、何に対しても「反対」って言ってちゃならないって思うし、是々非々で物事を捉えるって言う事や、何に最大の価値を置くのか?って言う事だけはコモンセンスとして持っていなくちゃならないって思う所も有るわけで。政治家は誰の付託を受けて国会や県議会で活動をしているのか、そして、公務員やそれに準じる仕事をしている人は誰のために仕事をしているのか、それを常に考えながら仕事をしなくちゃならないんじゃないのかな?って、自戒の意味を込めて思うワケで。組織の自転を考えなくっちゃならないって言うのはありますけど(まぁ、今の自分がまさにソレなワケで。例えて言うなら「学校の事務室の先生」って言った存在でしょうか?)、やっぱり常に誰のため?を考えながら仕事をしなくちゃ、って思いますです。はい。
 とりあえず、どんな事をやっているのか、メールで講義内容を配信してくれるって言うので(詳細はここ参照)、メールで参加してみようかと。