静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

俺が言うのも何なんだが

「おっぱい都市宣言」
 釣られてしまったのは言う間でも無いんだが、確かにそれだけ切実な問題なんだなぁ・・・って言う認識はあったりするわけで。
 過去にも書いてあるような気がするんだが、問題は「声の大きさの違い」って言う所にあるんじゃないのかな?って思う。まぁ、福祉関係の問題で言えば、このような子育て支援って言う問題が存在すると同時に、老人福祉って言う問題も併せて存在する。まぁ、正直に言えばどっちも重要な問題ですよね。お年寄りが安心して暮らせる社会にもしなくちゃならないし、子育てがしやすい環境にもしなくちゃならない。
 けど、「声の大きさ」って言う事で言えば、やっぱり「老人福祉」の方が声が大きいワケで。え?何でそんな事が産業屋、それも偽公務員に分かるかって?・・・・理由は簡単じゃないですか。「老人福祉」は、当事者が投票権持っているからじゃないですか。何だかんだ言っても自己決定する事が可能なワケで。で、子育て支援は、って言うと確かに当事者であるおとーちゃんやおかーちゃんも投票権持っているけど、投資効率って言う観点で言えばそのパフォーマンスは決して良くない、言うなれば立候補者にとって損か得か、って言う事を考えてみると、正直言えば得にならない。むしろ、お年寄りを相手にした方が票が読める、って言うような部分もあるわけで。そりゃ・・・なかなか政策課題として認識されにくいワケです。
 あと、もう一つの視点から言えば「いつ、その投資が回収できるのか」って言う部分もあるのではと思います。当然、税収って言う観点からなんですけどね。
 お年寄りは確かに懐が暖かいって言う事は言えると思いますし、やりようによってはショートスパンで税収は増えると思います。ですが、子育て支援って言うものはなかなかショートスパンで回収できるもんじゃないと思います。それこそ、産業政策と一緒で20年、30年後の税収を増やすと言う意味でのロングスパンな投資と同じスタンスになるんじゃないでしょうか。ですが、この子育て支援政策って言うのも、やりようによってはショートスパンでも回収可能なワケで。


ヒント:孫の日、初孫、目に入れても痛くない


 それこそ、うまく老人政策と子育て支援政策をミックスすれば投資効率も向上するんじゃないのかなぁ・・・って思います。それこそ、既存の福祉関係施設で行っている諸施策を共通化するって言う事も可能ですし、この二つの政策をトータルに「家族政策」って言う事で考えればって思うんですけどね。
 まぁ、問題は地域のグランドデザインをどう考えているのか?って言う所もあるんですけど。
<補足>
謝る前にケツを出せさん経由。


 光市議会で、新「おっぱい都市宣言」を採択する動きが出ている。昨年十月の合併に伴い、全国的に注目を集めた旧光市の宣言が失効したためだ。「おっぱいという胸のぬくもりの中で、子どもをしっかりと抱き」との一文を加え、早ければ今月中に採択される。
 旧光市では一九九五年に「おっぱい都市宣言」。胸に抱く穏やかな親子のふれあいが、お年寄りに手を差し伸べる若者を育てるとうたい、育児を皆で手助けして「母と子と父そして人にやさしいまち光」をつくると宣言した。
 おっぱいまつりなどイベントはもちろん、政策の柱となった。三カ月検診時で母乳だけで育てている率は昨年度65・9%で、30%台後半で推移する全国平均をはるかに上回る。
 「母乳の出ない人はどうするのか」などの誤解もあり、新宣言には、胸に抱くことで心豊かで健やかな子どもを育てることを明記する。
 おっぱいまつり実行委員会(天野加代子代表)もすでに、採択の要望書を市議会に提出。実行委メンバーを中心に四百五十人の署名も集まった。
 六日の議会運営委員会で、女性議員三人が呼び掛けた決議案が提示された。二十八日の議運委で全会一致の賛同を得られれば、十日に開会予定の定例会の最終日となる三十日に、決議案を議員提出する。
新おっぱい都市宣言採択へ 光市■6/8 中国新聞・地域ニュース
 うわ、市町村合併の影響がこんな所にもちらほらと・・・。