静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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これで東京まで出なくても(違

 帰りに静岡駅の中を歩いていると、妙に混み合った一角があるのを発見。ああ、そう言えばアスティの西館拡張工事が終わって明日から営業開始なんだなぁ・・・って言うわけで。で、そんな中で見かけた事があるお店を発見。
 ・・・ん?スープストック・トーキョーじゃねぇか。よっしゃぁぁぁぁぁ!!!これで東京まで出なくても静岡で( ゜Д゜)ウマーなスープ飲めるぞ!って言う事で喜んでいる俺が居る件に関して。あ、個人的に一案好きなのは「焼きトマト入りオニオンスープ」な訳なんですが。いや、トマト大好きなもんで。時々無性にトマトジュース飲みたくなってみたりとか、丸かじりでトマト食うのを最上としています。
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 まぁ、それはそれで嬉しいニュースなんですが、このスープストック・トーキョーの出店傾向を見てみると都内はもちろんの事、横浜・成田空港・つくばと関東地区では出店。中部地区に目を向けるとセントレア(これは俺も見ました。食いたい気分になったのですが、取りあえず風呂が先かとw)、土岐アウトレット、JRセントラルタワーズ、栄と、まぁ、「確かにイメージ的に合う場所に出店してますな」って言うのは見て取れるんですが、今回いきなり静岡、それも駅構内に出店って言うのは一体どーゆー事なのよ?って思ってしまったのもまた事実な訳で。
 確かに駅構内って言う出店の利って言うのは分かるんですわ。とりあえずおいらも出先で飯を食うとき、とりあえずは駅の方に行けば何かあるって言う「交通の結節点に付加されている機能」って言うものの存在がありますからね。で、実際にお客さんも多いだろうし、静岡は東京と名古屋の丁度中間地点にある訳で、「味を知っているお客さん」から見た場合には「行きやすい場所」であるって言うのは確かな事だと思うんです。また、確かに静岡県は自動車社会の地域ではあるのですが、まがりなりにも政令指定都市であり、県庁所在地であるって言う事を考えると鉄道の需要は大きい場所であると個人的には認識してますし、確かに「この場所を選んだ」って言う選択はありだと思います(個人的には静岡よりも先に浜松に出来るんじゃないのかな?とは思っていましたが。事実、とらのあななんかは浜松に出店済みです)。
 まぁ、こんな事を言うのは何なんですが、果たして「東京や名古屋で出ている店をありがたがる」って言うのは正直どうなのかなぁ・・・って思う所もあるわけで。自分自身もしょっちゅう東京には行っていますし、決してそんな事を言える立場じゃないって言う事も分かっているんですが。
 収益性って言う事で言えば大家さんからしてみれば「集客を期待できる店舗の入居」がなんと言っても望ましい訳ですし、果たして地元のリソースを活かしたとしても「本当にお客さんが集まるものが出来るのか?」って言う事は残念ながら言えると思いますし、行政機関が「地元発信」とか「地産地消」って言う事を言ったとしても、それはあくまで掛け声だけであり、その地元の持つリソースに魅力がない限り、決して地域の中に定着するもんじゃないって思うんですわ。何と言っても情報発信元が東京や名古屋、大阪って言った大都市にあるだけに。
 けど、個人的には「東京に行かなくても」って言うものを色々と取り入れながら、その「何故ウケるのか」って言う事はしっかり見極めて行かないとならないって思っています。前のダイアリーでも書いたのですが、自分たちのリソースを見直すって言う行政の取り組みって言うものが「かかりつけ湯」って言うものを生み出した一つのきっかけなんじゃないのかな?って思っている訳ですから。
 少なくとも言えるのは「人のにぎわい」をどうやって創るのか、そして、その中で発生する様々な活動をどうやって伸ばして行くのか、って言う事を大事にしなくちゃならないって言う事ですし、それをどうすれば積極的に動かすためにどのような事をしなくちゃならないのか、って言う事を常に考え、実行する事だと思うんですが。
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 まぁ、明日の帰りには早速行ってみようかと思う今日このごろ、って明日かw。