静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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考えさせられます

 まぁ、夕飯を食いながらこの番組を見ていたんだが、この主人公?の93歳の爺様が格好いいの何のって。LEONに出てくる中年親父より激しくイケてるって思ったのは俺だけか?


 まぁ、↑の書き込みは半分脚色もあるんだが、改めて「技術」や「経営」、そして「仕事」って言う事を考えさせられる訳で。中で印象的だったトピックはと言うと、「大手企業からの発注に対し、交渉して納期を1ヶ月にさせた」って言う所と、「つぶれそうになった工場を買い取って、従来通り仕事をしてもらった」って言う所。


 正直、愛知県内の産業集積に関しては「豊田周辺にはあるのかな?」って言う認識しか無いのだが、本当のクラスターってこんな「小さな場所の積み重ね」から出てくるものであって、決して行政が色々てこ入れして出来るもんじゃないと思う。こんな事を言うと恐ろしく誤解を受けるような気がするのだが、「声の大きいところ」に左右されてしまい、本来目指すべき方向に進まなくなるのではないか?って思う所がある訳で。
 いや、確かに「実績」って言うのは正直大事だと思うし、その「声の大きいところ」が「声を大きくして言える」その理由は大事にしないとならないって思うし、その相応分の評価は受けてしかるべきだと思う。だが、本当に「何かを言いたい人」の声を聞かなくてはならないし、個々の施策の実施と言う部分に関しては別にしても、なるべく多くの人の「想い」を受け止められるような方向に持って行かなくてはならないって思う所もあったりする。


 そう考えると、中小企業政策ってもんが「社会政策」的な側面と「科学技術政策」的な側面を持つって言うのがイヤほどよく分かる訳で。正直、そこで悩んでいるって言うのが実際の所なんじゃないのかな、と。
 まぁ、正直言っておいらみたいな人間がそこらへんの答えを出せる訳ないし、日々の仕事に忙殺されてしまうのが正直な所オチだと思う。早速明日会社に出勤したら新年1発目の支払準備やら、支払調書の関係で年初からゴチャゴチャするのが実際の所なんだろうけど。


 まぁ、小難しい事も頭のどっかで考えながら、自分のやっている仕事がどう社会とリンケージしているかを考えながらやって行きたいなぁ、って思うのが実際の所。2006年、仕事の面ではどんな一年になるかまだ分かりませんが、とにかく「これが私の全力全開」でやっていくしか無いな、と覚悟完了するしか無さそうです。