静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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風邪を引いて休みますけど、いいですか?

 って木曜日に上司に言って有休取得w。速攻「お前は風邪を引くのも予定できるのかw」と突っ込まれてしまいましたが、まぁ、嵐の前の静けさに溢れている今の時期なので理由はともかくとして許可が出た訳で。
 久々に10時過ぎまで寝て、部屋の掃除をしてから「しみずライナー」の写真を撮りに清水のまちまで出かける。いや、カードの引落が月曜日にあるので、その資金振替にも行ってきたんですが。

 バス単体、風景単体では正直見慣れています。ですが、これが組み合わさったものを眺めるのは正直な話新鮮な風景です。これから先、どんな物語を描いていくのかな、と思ったりする自分が確かにここに居る訳で。


 考えてみれば、清水から東京へ直行する交通手段って言うのはそんなに無いんですよね。普通電車も一昨年10月のダイヤ改正で往復1本しか無くなってしまいましたし、あとは特急「東海」が一日2往復あるけど、決してそんなに使い勝手は良くない。新幹線は確かにあるけど、まぁ、一旦静岡まで出ないと使えない訳ですし、静岡駅までのアクセスに要する時間を考えると決して「最速」とは言えないわけで。清水インターまで行けば静岡駅始発の高速バスもありますが、清水の中心市街地まで出るには時間がかかるどころかタクシーしかない訳で。また、確実に座れるとは限らない部分もある。そこで「しみずライナー」と言う新しい交通機関が出来たって言うことは、全体のパイを見れば小さいかもしれませんが、上手く育てていけば新幹線にも負けない程の利便性を持ちうるのではないかなと思います。


 自分自身、それこそ「隣町に行く感覚で」今まで東名ハイウェイバスを使っていましたし、これからは「しみずライナー」を使うんじゃないのかな、とは思いますが、本当はこれって正しい事なのかなと思う部分も実際にはあったりします。まぁ、オーケストラの練習は東京(近郊)であるので、どうしてもそのついでに色々とか、友人も東京方面に多いって言う事実もあるんですが。
 この「しみずライナー」が定着し、現行の暫定4往復のダイヤから6往復のダイヤになると、恐らく「買い物とかで気軽に東京に行く事が出来る」ようになるわけで、運賃負担力が高いものを買う場合に「静岡じゃなくって東京に行こう」って言う選択が出てくるのではないでしょうか。まぁ、おいら当たりがそれを言うのは変な話ではあるんですが、正直仕方ない部分はあると思いますし、顕在的な需要を掘り起こしたのが今回の路線設定な訳であると思います。その行為そのものを否定する気はありませんし、むしろ県内各所へも積極的にやって欲しいって思うんです。ですが、ただそれを黙って見ているだけでいいのか?って言われれば当然「否」でしょう。


 だって、東京駅で「清水」って言う静岡市内の区の名前が日常的に目にする事が出来るんですよ。
 これって、広告料をJRに払って宣伝をするよりインパクトがあるんじゃないのかな、って思うわけで。


 それだったら、この新しい交通機関を使って「清水」って言うまちを多いにPRするって言うのも一つの方向だと思うんですわ。観光キャンペーンをやるのも良し、「しみずライナー」の車内に観光案内マップとか置いて興味のある人が持って行くのも良し、やろうと思うんだったら、「しみずライナー」に使われている車両にカッティングシートの広告を貼ってしまうのも一つの方法なんじゃないのかな、って思います。実際、茨城県内の阿見美浦・江戸崎行なんかのバスには地元産品の広告を貼り付けている車両もありますし、この部分に関してはJRバスさんも色々と相談に乗ってくれるんじゃないのかな?って思うんですよね。
 実は「しみずライナーの倉庫 〜Welcome to Port City SHIMIZU〜」と言うページを作ってしまいました。ネタ元は「昼特急の倉庫」のパクりなんですが(まぁ、自分が作っているページですしw)、観光協会さんの方でこんなページを作っても本当はいいんじゃないのかな?って思うんですよ。まぁ、民間企業のやる事に行政からの支援は出来ないって言う考え方はあるかと思うんですが、そんなしみったれた事を言ってないで、折角のチャンスを生かす施策って言うのが本当は必要なんじゃないのかな?って思います。
 まぁ、一人のバスヲタの戯言になって居る部分もあるかもしれませんがw、「清水=次郎長」って言うイメージだけではなく、もっと色んなものがあるよ、って言うのを積極的にPRして欲しいなって思っています。願わくは「うわぁ、前日じゃ指定席取れないよ」って言うような位になるまで。