静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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組織・リーダーとか。

 概算払いの話とか色々考えているウチに、「組織」ってどんなもんなんだろうか?と言う事を色々と考えてしまう。勤務先の目的は「中小企業の振興」がその最大の目的であり、各事業課はその振興のための施策を実際に実施をしている。自分の所属する総務は、その事業実施に伴って必要な後方支援業務を一手に引き受けている。ここらへんはどんな会社組織と寸分変わる事はない。
 とは言え、恐らく今日の「タクシー代の小切手」を考えると、変な話ではあるが「出納がやって当たり前だろ」って言うような考え方が存在するような気がしてならない。確かにそれが仕事なのだから決定した方針に従って業務を行うのは自分たちの責務であるし、その責務を放り出したりした日には存在意義も無くなってしまう。とは言え、それを「当たり前」って思うのは正直どうなのだろうか。
 基本的には「共通認識」って言うものが必要なはず。「何故この事業を実施するのか?」「実施するためには何が必要なのか」「実施する事によって、どんな結果が出て来るのか」、この当たりを一介のヒラ総務が考えるのも正直な話変なモノではあるが、今までの事を考えてみると自分なりにその部分に答えを出した上でやってきたと言う部分はある。と言うか、それが無かった日には正直重圧に潰されてしまいそうになってしまう。確かに自分たちで事業を取捨選択する権限は持ってない訳だし、言われた事業を実施すると言う構造が存在しているのは否定のしようがないのもまた実際。
 そんな中で「何を目指すのか」と言う部分だけはやはり持ち続けて行かなければと思うし、その理念形と現状の差異を比較する事によって、取るべき方法も見えてくると思う。また、その個人が補せられている職務によって、取るべき行動が規定されてくる部分もある。ただ、その中で「当たり前」にやっている事であったとしても、「当たり前」と言う事の重要さ加減を常にどこかで考える必要はあるなぁ・・・と実感。