静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

新サービス三題。

 フジサンケイ ビジネスアイから、「高速バスネット」に関する新サービスとか。


≪“二度手間”解消≫
 JRバス関東はツアーバス対抗策として、運賃を乗車時に現金で支払えるサービスを今年度内に始める。これまでは電話やインターネットで予約し、事前にJRの「みどりの窓口」などに出向いて支払いを済ませねばならず、“二度手間”だった。事前予約は必要だが、支払いの手間が省け、市内バスと同じ感覚で気軽に乗れるようになる。
 開始に合わせ、ほぼ全路線のバス300台以上に専用端末を設置し、センターから予約状況のデータを送れるようにする。費用は1億円程度の見通し。
 このほか、大手コンビニエンスストア(セブン−イレブンを除く)で支払いやチケットを受け取れるサービスも、年内にスタート。予約後に近くのコンビニでチケットを手にできる。
格安ツアーにはサービスで対抗 JRバス関東、巻き返し策を連発 ■フジサンケイ ビジネスアイ(8/28)
 今までの場合なんかだと、出発前に端末から座席表をプリントアウトして、そいつを参照しながら改札をしたりとかしていましたし、路線にや停留所によってはその場で現金を貰うような形ですが、それがリアルタイムに出来ると言う事は確かに利便性向上になりますね。しかし、一億円と言う投資額はすげーって思いますし、一体共同運行をする会社の便はどうなるのかな?って思う部分もあったり。
 あと、コンビニ発券って言うのはすでに他の予約システムでもやっているわけですが、近所にJRバスの窓口が無い人にとっては便利になりますね。どうせなら、高速バスネットで取ったものをJR駅でも発券できればいいのに、とか言ってみる。

≪信頼性に自信≫
 同路線に4月1日登場した「プレミアムドリーム号」には、快適さを向上させた「スーパーシート」(2階、17席、8910円)や、座席が150度以上リクライニングし、地上デジタル放送が見られる「プレミアムシート」(1階、4席、9910円)を導入した。
 同社は当初、プレミアムドリーム号の予約率を5割程度とみていたが、8割に達しているという。宮坂芳男取締役は「ツアーバスの浸透で、高速バスを使う人が増え、信頼性のあるバス会社が注目されている」と分析する。プレミアムドリーム号は今後、2階も全席プレミアムシートにすることを検討している。
・・・二階建て車両全部「プレミアムシート」ですか?
これはこれで乗ってみたいですな。プレミアムシート2階席に「昼特急」でな・・・と言う管理人モードの話は別としても、確かに「プレミアムシート」は取りにくいです。「乗ろう!」と思ったら発売日に確実に抑えないと取れないわけですし(特にドリーム号の場合)、少しでも取りやすくなるのいい話ではないかと思いますね。

 あと、問題はid:sa-50さんのところでも書いているように「ツアーバス」との関連なんじゃないかと思います。個人的に「ツアーバス」は何だかなぁ、と思う部分があるんですが(正直言って好きじゃない)、需要を掘り起こすという面ではいいものだと思うんですが、元々は貸切バス需要が低迷している中でのあだ花的な存在なんですよね。競争を巻き起こしてくれたって言う面では「路線バス」好きなおいらにしてみれば有難い話ではあるんですが。とは言え、適正な棲み分けはしなくちゃならんなと思うと同時に、全体のレベルアップをしないとどうにもならないんじゃないのかなぁ・・・って思いますです。はい。