静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

出張で色々考えたりして。

*ダメ偽公務員、情熱系( ´ー`)y-~~からのコンテンツ異動分です*
 と言うことで三島の方まで出かける。以前調査に行った会社なんですけどね。
 まぁ、個別内容に関しては思いっきり省略しますが、やっぱり中小企業にとって「資金調達」って言う事は切実な問題なんだなぁ・・・って思う訳で。実際、おいらがやっている仕事って言うのはこの「資金調達」に関する事な訳なんだけど、確かに「この制度があったから設備を入れる事が出来た」って言う話を良く聴く。確かにそりゃそうだ。設備代金の半額こそは自分で調達しなくちゃならないけど、残り半分は無利子で貸してくれる訳なんだし、その返済は1年据え置きの7年償還な訳で。支払わなくっちゃならない利息の金額も少ないからね。
 だけど、この制度って言うのが他の所では「無くなっている」所がある。自分の知っている限りでは東京都なんかがそうなんだけど、それこそ東京都なんかは「新銀行東京」なんて言うのがあったりする訳だし、「無くても何とかやって行ける」って言う部分があるのかもしれない。けれども、本当にそれでいいのか?なんて思う所もあったりする訳で。
 実際、中小企業政策を見てみると「投資」の性格を持つ施策と「社会福祉」的な性格を持つ施策が存在する。この両方を上手くバランス取って進めていくのが一番いいのではと思うし、ただ単に「投資」的な施策だけにしてしまうと、育っていくべき企業が育たないって言うような事もあるんじゃないのだろうか。結局「資金面が脆弱な企業に対して無利子で融資を行う事によって収益を上げ、その融資分を償還してもらい、儲かった分に関しては税金として還元して貰う」って言う流れなんですよね、資金貸付制度の流れって言うのは。
 企業内容によっては自己資金で設備が買えてしまう企業もあるかもしれない。けれでも諸事情あって書類の数がアホほど多いこの制度を選択する人も居る訳だし、そこは企業さんの色んな考え方だと思う。けど、ある事業に対してはAと言う人が行き、別の事業に関してはBと言う人が行くって言うのはどうなのかなぁ?って思う。そりゃまぁ、確かにやっている業務内容が違うのせその内容を熟知している人が行った方が確実って言う話もあったりするんだけど、やっぱり、一度で色んな事を済ませる方がいいのかなぁ・・・なんて思う訳だし。


 ああああ、考えすぎて頭が痛いw。
 でも、確実なのは自分自身の「企業や技術の目利き」能力を高めないとならねぇって言う事だわ。結論として。