静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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静岡駅2346-東京駅0545+1 0922便 ドリーム静岡・浜松2号(JRバス関東)

車両:D674-99504号車(JRバス関東 東京支店)
運転士:静岡〜東京 JRバス関東 東京支店
 今期の葱練に向かうために乗る「ドリーム静岡・浜松2号」はこれで最後になる。
 考えてみれば、去年の12月22日、この「ドリーム静岡・浜松2号」浜松発の初便に乗ったのも葱練に行くためのものであったし、以来集合時間が早い練習の時には、こいつを愛用してきた。そして、JRバス関東がこの便を持つようになった初便の日(6/2)も乗っていた。まさに「乗れ」と言わんばかりのこの便である。まぁ、他にもコミケの足とか福岡行ったときにも使ったりだとか色々している訳なんだが。
 多分、来期も夢と希望と楽器(とネタ)を乗せ、おいらはこの便に乗るんじゃないのかなと思う。


 さて、そんなこんなで12/15からの運用変更もささやかれている訳だが、今日も来たのはお約束のD674-99504号車。いつものようにチェックインして、今日はそのまま2階席へ。最初は4C席が指定されていたのだが、荷物置き場が欲しかったので5C席に移動。今日は土曜日と言う事もあり結構空席が多い。金曜は満席なんですけどね。
 だが、今日の「ドリーム静岡・浜松2号」はひと味違う。東名清水〜富士IC間が工事のため通行止なので国道1号静清バイパス〜富士由比バイパス〜国道139号の経路で富士ICまで向かう訳だが、まぁ、外は暗いし道路そのものは何度も走っているので別に珍しくは無い訳なんだが。だが、そのままずっと起きてみている自分が居たりしてw。
 雨上がり、そして強い風に空は澄み、駿河湾の上には冬の星座が瞬いている。そんな様子をカーテンの隙間から眺めていると、東京までの移動も「旅」になるから不思議なものだ。そして、新富士川橋を渡り富士市内に入る頃意識が途切れる。


 気が付けばエンジンが止まり、電球色の常夜灯が車内を照らしている。どうやら足柄サービスエリアにすでに到着しているようだ。上着を着、車外に出てみると秋の夜風が枯れ葉を踊らせ、その上には瞬くばかりの星がきらめいている。
「秋だな・・・」

 何回と無く乗っている「ドリーム静岡・浜松2号」。ここまできれいに撮す事が出来たのは本当に久しぶりの話である。これだけきれいに撮れれば、と思って車両の後方に回り込むと。

 何故か相変わらず四国は灸まんの広告が貼り付けられている。いい加減外したらどうよ?とは思っているんだが、一体いつまで貼っておくつもりなんだろう。その後、またこれもお約束になった足柄の水を汲み、車内に戻って再び寝る。


 そして、東京駅着。
 一番最初に走った日、他のドリーム号が全便運休になる中でただ1本だけ走った「ドリーム静岡・浜松号」。そんな事をふと思い出していた。これから始まる朝。今日もいい一日になりますように。