静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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お年寄りゲーマー?


「年金暮らしの楽しみ」
 若者たちが集うゲームセンターで、最近はパチンコや競馬などのメダルゲームに興じる高齢者の姿が目立っている。帯広市内でも大量のメダルを持ってゲーム機の前に陣取り、弁当持参で閉店まで過ごす“常連さん”もいる。高齢化社会の一面とも言えそうだ。
 ポスフール帯広(西4南20、水上正晶店長)2階のゲームコーナー「キッズパーク」を運営するエイト・レジャー物産帯広営業所の岡田政彦所長によると、高齢者の姿が目立つようになったのは昨年の夏ごろから。「弁当やお茶のペットボトルを持参し、開店の午前10時から閉店の午後9時までずっと遊んでいる人もいる」とし、「さらにお年寄りの数が増えるのは間違いない。今後は平日にお年寄り向けのサービスを検討したい」と話している。メダルゲームを楽しんでいた市内の男性(64)は「買い物に来たときに寄って以来、ほぼ毎日来ている」と話した。
 長崎屋帯広店(西4南12、鈴木利一店長)2階の「ゲームプラザ マンハッタンストリート」(高橋拓哉店長)でも同様の現象がみられ、平日は60代前後の常連客が目立つ。高齢者がメダルゲームに使う現金は平均3000円程度だという。
 店内にいた男性(62)は「定年になり、家にいても退屈。昔のようにパチンコ店で遊ぶ金の余裕はなく、ここにくれば気軽に楽しめる」と笑顔を見せ、別の男性(73)は「年金暮らしのささやかな楽しみ」と話した。
 セガワールドスズラン(稲田町南8線、中村純店長)でも「ゲームに興じる高齢者が増えているのは確か」とする。セガ(東京)の広報部では「お年寄りは市場として見逃せない存在。今後何らかのサービスを考える時期に来ている」としている。 

ゲームセンターお年寄りの新娯楽!? 弁当持参“常連さん”も ■十勝毎日新聞11/14

 私はいわゆるアーケードゲームって言うのは正直やらないんですが(そのかわり、いわゆるギャルゲってやつはげふんげふん)、これって結構面白い方向なんじゃないのかな?なんて思います。
 ゲーセンに行って格闘台(でしたっけ?)に座り、なかなか強い対戦相手だと思ったら・・・高齢者ゲーマーとか、ビーマニを軽くこなすお年寄りの人って言うのは一度は見てみたいですね。
 確かにこのごろ、従来の「お年寄り」と言うカテゴリーで括ってしまっていいのかな?って言うような高齢者の方が増えているのは確かなのかもしれません。演歌と日本酒、って言うイメージだったのが、ビートルズとウイスキーどころか、ロックを聴く人も居るわけですし、少なくとも既存の考え方を捨てる必要があるのではないでしょうか。
 と言うか、社会的に「お年寄りとは〜であること」って言うコードが基本的に存在しており、そのコードからの逸脱によって上のような記事が出てくるのだと思います。団塊の世代とかそう言う事を言うつもりは無いです。「好きなこと」を「楽しみながら」やるって言う事に魅力を感じますし、そのような行動を認める社会のあり方って言うのも大事でしょう。

 確実に世の中は進んできていますね。