静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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台北總站1025-台中朝馬站1300?

 台中まで行ってしまいましたwwwっw
 本当は台北でヲタ街巡りをしようと思っていたんですが、市内やら高速1号線を走っている高速バスを見かけて「ここまで来てバスに乗らずにいられようかwww」と言う病気が発症してつい乗ってしまいましたw。本当に出来心です。
 まずは、ホテルから歩いて台北總站へ。
 意外な事に、歩いてそんなに遠くない事が判明。初めはMRTの中山站まで出てから行くか・・・と思っていたのですが、そこまでしなくてOK。しかし、朝の涼しいうちなら大丈夫かと思っていたらとんでもない罠。台北火車站まで行くだけですでに汗水漬く。やっぱり半袖のワイシャツを持ってくるべきだったとマジで後悔。とは言え、何とか歩いて国道客運台北總站まで到着。で、問題はどこのバス会社で行こうかと言う所で。例えば、東京静岡間であれば、JRバスしか無いんですが(まぁ、共同運行なのでJR東海バスJRバス関東の2社で運行ですが基本的には1社と考えても問題ないでしょう)、台湾島内は様々な高速バスがあることあること。さて、どこの会社にしようか・・・と前夜に考えていたんですが、台湾じゃないと乗れないバスに乗ろう、と言う事で今回は和欣汽車を選択。
 早速チケット売り場で切符を購入。
 「台中火車站まで大人一枚」
 「台中火車站までは行かないから、台中朝馬站までですね。片道で380NTDになります」
 と言うわけで380NTDを払って乗車券を入手。

 ところが、この時点では「台中朝馬站」がどのような場所にあるのかは全く分からず<事前に地図見ておけ、来るべきバスをwktkして待っている状況。ターミナルの中を見てみると日本のそれとは全く違う。

 どちらかと言えば飛行場の印象だろうか。この国道客運台北總站は各社が共同で整備したと言う事らしく、なるほど確かにそれならば各社別のきっぷ売り場があってしかるべきである。日本のように各社が一つの共同ターミナルを使うケースが少ないだけに、正直新鮮であった。そんなこんなで待っていると乗るべきバスがやってくる。

 何か日本のそれに比べて無茶苦茶派手ですなぁ・・・。まぁ、自分自身がJRバスをメインに使っているだからだけかもしれないが、それにしてもである。前のバスが出た後でいよいよ入線ブースに到着。ドライバーさんに乗車券をちぎって貰って車内にはいると・・・

 何ですか、このプレミアムシート真っ青な椅子はwwっw
 革張り、LCDモニタ付き。おまけに1-1アブレストのいわゆる「総統座椅」と言われるやつ。確かに競争が激しい以上、車内設備で差を付けないとならないわけなんですが。ちなみに定員は約19名。日本のダブルデッカー車(1-1-1のアブレスト)で38人。正直、( ゚Д゚)ポカーンとせざるを得ませんでした。実際に着座してみると

 こんな感じです。まぁ、前は見えませんが仕方ない話ですね。ところが、乗ってみると案外座り心地が良くないのに気付きます。まぁ、豪華であるにはあるのですが、座り心地に関して言えば、やっぱり日本の高速バスの方がいい感じですね。

 車内のLCDには、こんな感じで「どこを走っているのか」と言うナビ画面や、バス会社からのお知らせ、その他DVDのビデオ・オン・デマンドのサービスが提供されています。まぁ、私は流石にナビ画面を着けていましたけどね。この画面ももう少し細かい情報が出ればいいなぁ・・・なんて思うんですが。そう言う意味で言えば日本のように

 「次は東名浜松北」って言うような次停車駅案内が出て欲しいと思います。ついでに言えば日本語も、とは言いませんからせめて英語だけでも欲しいところですね。そんな事を思いながら台北市街を抜け、高速1号線を南に向かって走ります。ですが、やはり首都である台北。恐らく行楽客の車か何かでしょうか、どっかの国と同じように交通集中による渋滞が桃園あたりまで発生しておりましたorz。やっぱりここは先に列車で台中まで行けば良かったかなぁ・・・なんて弱気な事を考えてしまいますがもう遅い訳で。帰りの列車の時間が読める方が確実ですからね。そんな感じで総統座椅に座って寝てしまった俺が居ます。

 次に目が覚めると、道路の向こう側には椰子の木?が見える風景の中を走っています。ここは日本じゃないんだなぁ・・・と思わせてくれる一瞬。そんな中を高速道路が貫いて、高速バスが走っています。やっぱりこういうなかなか見る事が出来ない風景を眺めるのもまた楽しいもんですね。で、そんなこんなで台中朝馬站着。多少の渋滞にめげましたが、まぁ、取りあえずは着いたって言う事で。