静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

総括。

 と言うわけで総括的なものを試みてみようと思うのですが。
 個人的には色んな意味で「面白かった」5日間でしたし、またもう一度行けるのであれば行きたいと思っています。まぁ、何がそんなに良かったのかと言うと、「日本と似ているようで似ていない」って言う部分もありましたが、やはりその「色んなものが雑然となっている所」でしょうか。活気があるって言うのもありますし、所謂「アジア的な雑踏」のおもしろさもあるのですが、そうで居て結構合理的に物事を考えるって言う所もあるのかもしれません。
 例えば、産業政策の面に関して言えば国家がグイグイと引っ張っていくって言うような点は日本のそれとは大きく違いましたし、何か日本が出来ない事を平然とやってのけている、そこに痺れる憧れる。って言うのがありますね。この部分に関してはもう少し台湾の行政機構を研究してみた上で比較検討をしてみなくちゃならないって思います。
 文化的な面。ここまで「日本」と言う国にあこがれを持っている国があるって言うのは正直思いませんでした。そりゃ確かに「あんな国」なんて言う方々も居ない訳じゃありませんが、テレビをつければリリカルなのはA'sを放送していたりとか言うのは尋常じゃありませんw。色んな面で「日本に学ぼう」って言う部分を持っているのではないでしょうか。
 で、考えてみると日本で台湾の情報って言うのは正直余り入ってこないんですよね。中国(大陸)様の話とかアメリカの話とかって言うのは入ってくる割に。正直、今のままじゃ台湾そのものを誤解してしまいそうな部分もありますし、何かこう、変な意図的なものも感じてしまうのが実際の所です。半島のファビョって居る方々や中国の「自分らに従え」って言うような事を抜かす連中と交流をするよりも余程双方にとっていい影響があるって思います。正直、もっと台湾に目を向けてもいいのかもしれません。お互いがお互いを尊重しながら大事にする関係を築けるような感じがしますね。
 今回の台湾視察は、業務上もプライベートも非常に収穫の多いものでした。
 可能ならば、本当に毎年1回は台湾へ遊びに行きたいなぁ・・・なんて思う私が居るのは確実な事実ですよ。是非、皆さんも台湾に出かけてみては如何でしょうか。