静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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あのころ感じた「未来」。

 RYDEEN 79/07がiTS-Jにあったので思わず買ってみたんだが・・・ナニコレ、元のRYDEENも格好(・∀・)イイけど、こっちの枯れた感じって言うのもなかなか渋い。どことなく哀愁を感じさせてくれるToy Pianoのメロディーで始まるって言うのもいいし、どことなくアコースティックな感じって言うのもまたいい。
 あのころ(って言うか小学校低学年の頃だな)にRYDEENを聞いたときは幼心にも「何これ、格好いい」って思ったし、「テクノ」って言う言葉から感じさせる未来の雰囲気って言うのをどことなく肌で感じていた。と言うか今でも十分にあのころの「未来像」って言うのを感じさせてくれる。
 それから約30年、今、30を過ぎたオッサンになってこの「RYDEEN 79/07」を聞いてみると、あのころ感じていた「未来」と、あの頃の延長線上にある「未来」って言うか「現在」って言うのはやっぱり違うんだなって思う。確かにミクロな部分では色々と便利なものは出来た。iPodとか携帯電話とか、インターネットとかその他諸々。想像もつかなかった、あのころでは「X」としか言い表せないものも確かにあるかもしれないけど。だけど、良く見てみればあくまでも「過去の延長線上」に存在するもんだったりする。
 そう思うと、あのころ感じた「未来像」の修正って言うか何と言うか、そんな部分を感じずには居られない訳で。音楽にしてもそうだから、もっと他の分野においても「考え方」って言うものを変えなくちゃならない時代になってるのは確かなのかもしれない・・・、そんな風に思ってしまう。この曲を聴いていると。
(追記)
 いつも読ませて貰っているAero Princessさんの所でも同じような趣旨の事を書かれていました。


車に限った話じゃないですが、“成熟期”より“成長期”の方が、何かとぶっ飛んだものが出てきて楽しいのは世の常でしょうか。
 確かに同感ですし、様々なブレイクスルーが同時多発的に発生してくるのが「成長期」なんじゃないのかな、なんて思います。そのブレイクスルーによって様々な技術が生まれ、新しい「何か」が出てくるんじゃないのかと。
 そう考えると、今の社会って言うのは「持っているのを守ろう」って言う守勢の時期になってきている、まぁ、それが故に「成熟期」であるのかもしれませんが。確かに新しいものは生まれにくい世の中になっていると思いますし、今までのStockをどうやって保持するのか?って言う事に腐心するのかなぁ・・・なんて。