静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

カードが送られてくる。

 おいらのメインバンクは静岡銀行なんですが、お財布代わりに使っている口座はスルガ銀行だったりします。マジで色々とここの営業店の方にはお世話になりましたよ、仕事の面でな。基金の運用で利率の合い見積もりをやったりとか色々とねぇ。今ではすっかり疎遠になってしまいましたが。
 おっと、今でも他行の方と色々お話をする機会はありますぜ。協調融資をする際、金融機関の方がウチの制度に関して分からない場合には資料を持ってお話に行ったりとか(変な融資をして「繰上償還」なんて言うシャレにならない事を避けるためですわ)してます。

 話は2月に戻ります。
 「キャッシュカードをIC対応のにするから、順次送付する」って言う案内が送られて来ました。これがスルガクオリティだね、やっぱ静銀とは違うねぇなんて思っていたんです。で、今日、そのカードが送られてきました。

 ちょwwww、何でVISAの紋所が入っているんだよwwww
 俺、クレジットカードなんか頼んじゃ無いぜwwwwww

で、裏面も見てみると。

 支店コードと口座番号は入っているけど、これ、VISAデビットカードだよwww
 誰がどう見てもキャッシュカードはおまけじゃんwwっww

 一度だけキャッシュカードをデビットカードとして使った事があるんですが、確かに預金口座残高があれば結構便利なんですよね、これ。銀行に行って資金を下ろして来なくても買い物は出来るって言う事では。土休日や、近所にスルガ銀行対応のATMが無い場合なんかは。ただ、普通のデビットカード扱いだと加盟店でしか使えない訳で。
VISAが決済に噛む事によってVISA扱い店での決済が可能になる訳ですし、下手をすればクレジットカードよりも決済口座に残高がある限り使い勝手はいいカードになる予感。

 ただ、こんな風に金融機関がデビットカードを強制的に付けてきたって言うのは、従来のビジネスモデルが崩壊してきているって言うのはあるのかもしれません。時間外や他銀行で引き出しをしない限りは手数料無しで口座からの出金が可能。逆に言えば金融機関には手数料が入らない。
 ですが、VISA経由で決済をするようになれば手数料収入が銀行に入る訳ですから、長期的に見た場合には銀行や利用者にとってメリットがあるのかもしれないですね。ただ、初期投資が結構面倒くさいような気もしないではないんですが・・・。