静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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予断を捨ててみる、って言う事。

 ここ数日、2chバス・バス路線板で「しずてつの新規路線はどこだ?」って言う話で東名ハイウェイバススレが非常に賑わっていますが、正直な話「合理性に反しない限り、どんな路線が出来てもおかしくない」って思う自分が実際に居たりします。それこそ、公式発表をwktkしながら待っていた方が楽しいって言うのもあるんですが。
 ところが、この「合理性」って言うのが案外くせ者のような気がしないでも無いんですね。人によっては「その地域の実情」だったりしますし、またある人にとっては「所要時間」とか色々と考え方がある訳で。確かに色んな考え方って言うのがあることを否定はしませんが、それはそれで「予断」って言う事になるんじゃないのかな?って思ったりもするんです。確かに新しい路線開設って言うのは「当たれば楽しい」ですし、そんな楽しさもあってこの趣味を実はやっていたりするんですけどね(苦笑)。
 この「予断」って言うもの、趣味の分野であればそんなに致命的では無いのですが、仕事が絡んでくると結構「さぁどうしよう?」って言う状況に立たされる事があります。調査に行く前、自分の知識で「これは一体どうなのかなぁ・・・」と思う部分が結構あります。所が、現場に行って色々と話を聞いてみると実際は全く正反対の状況って言うのが結構あったりするんですよね。で、事務所に戻るまでの間でまた色々と考えたり、報告書を書くのにどう整合性を付けるか、って言う所でまた悩む訳で。
 正直、今週頭から今日まで色々とその「予断」に結構振り回されていた訳で。色んな事を頭ん中で考えては消して、考えては消しての繰り返しだったんですが。「予断」と「現場」を行ったり来たりしているなかで「気配」を感じるスキルをどうやって高めていくのか、それが難しくもあり、かつ、時には面白いものであるのかもしれません。正直、考えながら東名高速を走るのは正直怖い部分もありますが(笑)。