静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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サービサーキタコレ(゚∀゚)

 色々と言われていたのが動き出したもより。


地方税の滞納整理業務を担当する県と市町の広域連合「静岡地方税滞納整理機構」(仮称)の設立準備会が15日、県庁で開かれる。県と42の全市町が参加し、来年4月の業務スタートを目指す。
 17年度末時点の地方税の滞納総額は、県税分が134億円、国民健康保険税(料)を除いた市町分は457億円の計591億円に上っている。滞納整理機構は専門組織として、滞納整理に取り組む。
 機構は構成団体が交代で派遣する職員(市町14人、県3人程度)で組織し、構成団体から移管された市町税や県税の滞納整理に当たる。顧問として弁護士や国税、警察、銀行、裁判所などのOBを配置し、財産調査や差し押さえ、公売などの滞納にかかわる処分も徹底する。
 準備会は県と市町からの委員43人で組織し、会長は藤原通孝県総務部長が務める。初会合では、運営規約を決めるほか、今後の具体的な事業計画や、役割分担などを詰める。
 県は20年代初頭に県と市町の地方税業務の一元化を目指している。滞納整理の広域連合を発足させた後、一元化に向けた準備を進める。市町にあらためて一元化事業への参加の有無を確認した上で、組織体制や税務事務、費用分担、統一電算システムなどについて調整を進めていく。
地方税滞納処理を徹底 県と42市町が整理機構■6/8 静岡新聞
 今までは地方税に関しては市町村・県それぞれが回収に動いていた訳なんですが、その債権回収を一括して行うって言うのは結構いいアイデアだと思いますし、そこでのコスト的なものを考えるとこれはありかな、って思うんです。第一、一般のリーマンが払う住民税は一旦市町村に徴収された上で県に入るって言う仕組みですから。この仕組みを考えると、地方税の不払い分をこの「静岡地方税滞納整理機構」に債権譲渡をするって言う方向なんでしょうか。
 穿った見方をしてしまえば、何か2007年問題への対応って言う側面もあるんじゃね?なんて意地悪い事を考えてしまう部分もあったりします(笑)。ですが、その方面のエキスパートがその仕事を担当するって言う事であれば、それこそ広い意味での「地域資源」の活用になるわけですし。