静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

新宿駅1310-新静岡1609 7505便 駿府ライナー5号


車両  H658-04416号車(JRバス関東 東京支店)
運転士 JRバス関東 東京支店
 新宿駅で1時間30分程度全く別件の打合せをした後、わずか3時間にも満たない滞在で静岡へととんぼ返り。一体俺何やってんだろ?なんて言う事を考えてしまった訳なんだが、高速バスに乗る前のお約束である「チョココロネ」を高島屋地下食品売場で探してみるが・・・無いorz。
んまぁ、そんな事は別にして。折角なので行きがしずてつ便だったので帰りはJR便で帰ろうと言うのが実際の所だったり。てな訳で少し早めにバス乗り場に向かう。その前に6/30〜7/1の「N700系乗車」のための東京前泊に向かうための早売チケットを購入。早売だと8D席から後ろですか。まぁ、個人的にはそっちの方が非常にありがたい部分もあるんですが。

 出発案内の電光掲示板に出ている「駿府ライナー5号 新静岡」と言う文字、やっぱり本当なんだと思いつつ到着を待つ。いや、実は少し早めに入ってきていて、奥の駐車場に止まって乗車開始を待っている状況だった。で、そのバスの行先表示を見ると「駿府ライナー 新宿駅」と出ている訳で。一体これって何でだろ?なんて言う事を考えている間に乗車案内があり、早速乗車場所へと向かう。

 しみずライナーで乗り慣れている「楽座シート」車であるが、社番をよく見てみると04年導入の車両。今日から「知多シーガル号」の運行も開始されたりとかで、「知多シーガル号」「しみずライナー号」「駿府ライナー号」の車両のやりくりが一体どうなっているのか非常に気になるところではあるが、少なくとも車内の掲示物をよく見てみると「駿府ライナー」のそれではなく、「会津若松行」のそれであった。正直、一体どんな感じで車両の転用が行われているのかよく分からない状況になっているが、少なくとも利用者にとってはこのタイプの車両であるのがいい訳で。早速これまた指定された1A席に座る。
 帰りは往路と比べると非常に少ない乗客数。全部で10人も居なかったような状況。思い思いにそれぞれの時間を過ごしながら静岡へと向かう事になる。自分も復路は寝てしまった訳で、流石に「気が付けば足柄」と言う程では無かったが、それでも多少うとうとしながら音楽を聴きつつ過ごす。

 車内には「新静岡行」と言う液晶モニタでの案内が出ているが、正直言えばこの画面デザインはしずてつの方が分かりやすかったりする。

 色々とあるのは分かるんですが、流石にこれでは・・・なんて言ってみたりする訳で。
***
 途中行楽渋滞に引っかかってしまったものの、足柄着は約5分ほど遅れ。早速外に出て一休み。そこで運転士さんに「行き先表示新宿のままですよ」って言ってしまいました。別にこの段階でも問題はないのだが、まぁ、やっぱりしっかりしていた方が気持ちいい訳で。ここで早速1枚撮影。

 やっぱり関東の車に付いているLED表示機はスピードが合いませんな・・・。まぁ、そんなこんなで休憩時間を終えて静岡へ向かう。

 来た道を戻り、毎朝の通勤経路上にある江川町交差点を曲がり、新静岡ターミナルの構内へ。

 この場所でJRバスを見る事が出来るようになるとは、一体誰が想像しただろうか。色んな流れの中で、新しい路線を切り開く。そして、少しづつでもお客さんを増やして行く事になるのではないだろうか。
***
 「復活」と言う言葉が似合うのか、それとも「開業」と言う言葉が似合うのか、それはよく分からない。
 だが、確実に言えるのは、「色んな想いを乗せて走るために、生まれてきた」と言う事なのかもしれない。

 そう、「駿府ライナー」はまだ走り始めたばかりなのだから。