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あちゃぁ


 藤枝市立総合病院の歯科治療をめぐる保険診療報酬の不適正請求問題で、厚生労働省と静岡社会保険事務局は21日までに、健康保険法に基づく同病院の保険医療機関の指定を、10月1日から取り消す方針を固めた。22日に聴聞会で病院側の弁明を聞いた上で、28日に静岡地方社会保険医療協議会に諮問、答申を受けて正式決定する。県内の公立病院で保険医指定が取り消されるのは、平成2年の県立総合病院以来、17年ぶり。
 同病院では、歯科口腔(こうくう)外科が行っていた「インプラント治療」の事前処置に対して保険を適用し、診療報酬を不適正に受給していた。受給額は過去5年間で約1億2200万円に上る。同事務局からの指摘と指導を受け、約40%の加算金を加え、7月から通常の診療報酬と相殺する形で自主的な返還を進めている。
 保険医指定が取り消された場合、原則として5年間は再指定されないが、同病院が志太地域の基幹病院であり、市民生活への影響が大きいことから、厚労省は短期間で再指定を認めることも検討している。県立総合病院のケースでも1カ月で再指定された。
 松野輝洋市長は21日午前に開かれた市議会全員協議会で「市民にご迷惑をかけたことを大変申し訳なく思う」とあらためて陳謝した上で、「どのような処分になっても、地域の基幹病院を守るための最大限の努力をしていきたい」と話した。
10月1日から保険医指定取り消しへ 藤枝市立病院静岡新聞 8/21
 具体的にどんな治療内容なのかってのはよく分からない部分があるんですが、保険医指定取消って言うのはシャレになってないような気がしないでも無いですな。個人病院とかだったらあり得るのかもしれないですが、公立病院、ましてや基幹病院でそんな事をやっているとは信じられない話。自分たちの病院が一体どんな役目をしている病院なのか、って言う事を考えて欲しい部分ではあります。
 ですが、何で一体そんな事やっちゃったの?って言う部分が一番気になる所で。医者が自分のポケットマネーを作ろうとするならば、納入業者からのK/Bとか言う形で公金扱いにせずにポケットにしまってしまう所であるとは思うのですが、この件に関しては「不適正請求」とは言っても病院の会計にそのお金が入ってくる訳で、センセイ方の飲み食いに回すにも回せないですし、ましてや何かの裏金作りって言ってもそれは無理な筈なんじゃないかと思う所。病院って言う事で市の全体の会計とは別に会計があるのかもしれませんが、やっぱり公金であるのには間違いがない訳で。元会計担当者としては「一体何のメリットがあったの?」って言う部分では頭を捻ってしまいますね・・・。
 マジで何でそんな事をやったのか、想像つきません。