静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

視察に行ってきます。

 良く「地域資源」って言うネタで書いているのですが、この「地域資源」って言うのは「地域に存在する様々な素材」であり、その素材を使って「地域をどうやって活性化させるのか」って言う所が非常に興味深い所だったりします。ですが、大体の所は農産物や海産物と言ったもので、個人的には「それでどうやって色の差を付けるの?」って思うところがあるんですよね。この部分、結構色んな所で悩んでいるとは思うんですが。
 そんな中で、テレビアニメで取り上げられた事によって注目を浴びている所があります。それは埼玉県の鷲宮町幸手市。まぁ、有り体に言えば「らき☆すた」の舞台となった地域なんです。夏に一度鷲宮神社にお参りに行った事があるのですが、7/27付けの記事でこんな事を書いていました。


 むしろ、商工会さんあたりが「是非お越し下さい、だけれども近隣の人に迷惑はかけないでね」って言うようなPRを来る人に向けて情報発信してみたりとか、それと一緒に自分たちのまちの事を知って貰おうって言うアクションを積極的に起こす、なんて事が案外必要なんじゃないのかな?って思いますね。
 んで、その後、本格的に鷲宮町商工会が動き出したみたいで、12/2にこんなイベントをやるとの事です。

柊姉妹ゆかりの地「鷲宮」にて、12月2日(日)に【「らき☆すた」のブランチ&公式参拝in鷲宮】を 開催いたします。
鷲宮神社前のお休み処「大酉茶屋わしのみや」にて当日限定の特別ブランチメニューを販売!
さらに「らき☆すた」の明るい未来を祝して柊姉妹の案内による小神あきら様+白石みのる公式参拝行事も行います。 ぜひ、この機会に皆さんお越しください。
(中略)
企画:らっきー☆ぱらだいす
主催:鷲宮町商工会青年部
協力:角川書店鷲宮町商工会、大酉茶屋、ランティス
【「らき☆すた」のブランチ&公式参拝in鷲宮】開催決定!
 いつもだったら こ れ は ひ ど い 釣 り で す ね と書いて終わるところではあるんですが、「地域コンテンツを活かした大都市近郊地域の地域活性化の方策」って言う面から見た場合には面白い企画になるんじゃないのかな、と思います。個人的には「もう少し早く動けよ・・・」と思う部分もあるのですが、「地域資源活用」の一つの方法として色々と示唆に富むものがあるのではないのか?と思う所があり、視察に行くことになりました。まぁ、仕事って言えば仕事なんですが、あくまでも「参加者の視点から見てくる」って言う事で。
 確かに主催者の方のお話もお伺いしてきたい部分もあるのですが、問題になってくるのは「主催者」の方ではなく、それをどのように地域が受け止めるのか?と言う部分になってくるのは言うまでもない訳で。まぁ・・・、事例のストックを作るためと言う話ですね、これは。つか、ある面何でもアリなのかもしれませんが、支援機関の方でも事例を幾つか持っておくのは大事な部分で・・・。
 とまぁ、鷲宮のケースとともに、幸手のケースも見てくる事にしております。実際にこちらの方も幸手市商工会が色んな取り組みをしようとしているみたいでして。このようなケースに関しては杉並区が先進事例として存在してはいますが、あくまでも杉並区の場合は「作り手側」のまちなんですよね。類似した所で祖師ヶ谷大蔵の駅前のケースもあるのですが。杉並の場合はすでに様々な場面で先行研究が存在していますが、幸手のようなケースは和歌山県や長野県にあります。ですが、立地条件を考えるとそれとはまた違うわけで。
 仕事とは言え、妙にwktkしてしまう自分が居るのは気のせいでしょうか・・・。